猫ひろしに続け! プリンセス天功がカンボジアでカジノオーナーに!?
#海外 #カジノ
今年11月、猫ひろしがカンボジア国籍を取得して話題になったが、そのカンボジアで来年1月にオープン予定のカジノホテルのオーナーに、イリュージョニスト・プリンセス天功が就任するとの話題が入ってきた。
この話題が本当なら、猫ひろしがマラソンの練習の途中にふらりと天功のカジノホテルに現れて、天功とイリュージョン対決なんてこともありえる!? 12月15日、江東区有明にある東京ベイコート倶楽部で、プリンセス天功のオーナー就任会見が行われた。
天功がオーナーになる予定のカジノホテルは、プノンペンから180kmの距離にあるバベット経済特区に建つ「ゴールデンパーム カジノ&ホテル」で、オープン予定は2012年1月22日。会見場ではホテルの外観イメージがマスコミ関係者に配られたが、客室数75室、スカイラウンジもあるなかなか豪華そうなホテルで、外観はカンボジアの象徴的な建造物「アンコール・ワット」をはじめとする寺院建築風のデザインだ。約300人の従業員を採用予定で、エンターテインメントを絡めた運営をしていくのだという。
ちなみに、この日の会見は、天功が1980年に二代目引田天功を襲名した記念すべき12月15日を選んで行われたという。引田天功襲名を第1次段階、20周年を第2次段階とし、「ここからが第3次段階なんです。プリンセス天功のエンターテインメントショーがビジネス界に乗り込むという段階です」と目を生き生きとさせて語った。
実は、オーナー就任の話はつい先月、急きょ決まったばかりだという。天功もいくらか出資するようだが、「私の持てるものはすべて出そうかと思っております」と本気モード。ホテルには小さなステージなども用意されているとのことで、「私にできることはエンターテインメント。ラスベガススタイルのショーを取り入れ、アジアのタレントが活躍できる場を作りたい。大きくやりたいと思っている」と、こだわりを明かした。
ホテルが建つバベット経済特区では現在、カジノホテルが14~15軒建設されており、年間55万人のカジノ客でにぎわうという。ちなみにこの地区は、急速に富裕層が増えている隣国・ベトナムからの来訪者数が年間80万人近くあるそうで、天功やホテル関係者はベトナム人富裕層の利用に期待をかけているという。
ちなみに日本ではカジノは合法ではないが、仮に合法化されたらどうするのか。
天功は「私も全力を尽くして取り組みたい。(ラスベガスに匹敵するような)新しいエンターテインメントを日本から発信できるようにしていきたいなと思っております」と意気込みを語った。さらに記者陣から、東北の復興にカジノ建設の話が出ていることについて聞かれると、「東北にカジノをという話が出れば、私も考えたい。雇用を作れますし、日本の役に立てます」とビジョンを明かした。
これまで政治的なニュースばかりが目立っていたカンボジアだが、猫ひろしやプリンセス天功など、身近なタレントの話題が出てくるあたりに、カンボジアが経済成長の中で少しずつ新しいイメージを生み出してきていることが分かる。天功が夢に抱くように、これからは政治だけでなく、エンターテインメントの分野で、より日本人に身近な存在に生まれ変わっていくのかもしれない。
(取材・文=名鹿祥史/山口敏太郎事務所)
芸の幅が広いっす!
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