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握手からハグにキスまで!? エスカレートするアイドルイベントの中身

uekaramariko.jpg「上からマリコ」(キングレコード)

 CDを複数枚購入させるきっかけとなる握手会というシステムは、AKB48の成功によって急激に広まり、いまやアイドル界になくてはならないものになった。しかし、当のアイドル本人からすれば、長時間ファンと触れ合い続けるイベントは肉体的にも精神的にも負担が大きく、内心嫌がっているアイドルも多いという。

 11月20日にはSKE48のエース・松井玲奈が握手会の最中に体調を崩し、それ以降の握手会を欠席した。過密なスケジュールの中、人気メンバーの前にはファンの行列ができ、一人ひとりに対応していくという仕事は相当にハード。実際、AKB48の河西智美などは握手会嫌いといわれ、主要な握手会イベントをことごとく欠席している。

「特に規模の大きいAKB48関連の握手会では、各メンバーのレーンによって長い列ができたり、ガラガラだったりと、人気の差が如実に出てしまいます。不人気メンバーにとってはさらし者にされる罰ゲームのようなシステム。多くのファンと触れ合う人気メンバーも不人気メンバーもどちらも大変なんです」(芸能関係者)

 12月4日、10人組のアイドルグループぱすぽ☆のメンバー・佐久間夏帆のグループ卒業が発表されたが、これも握手会をはじめとするイベントが肌に合わなかったことが背景にあるとの話がある。

「佐久間夏帆が所属するぱすぽ☆は、握手のみならず生キスをプレゼントする『あくチュ会』というイベントを行っています。これは、握手した場でメンバーが専用カードにキスをして渡してくれるというもの。過密スケジュールの中、過剰ともいえるファンサービスを要求されることが、卒業の理由の一つとファンの間でささやかれています」(同関係者)

 ほかにも、近年はいくつかのアイドルグループが「ハグ会」という文字通りファンと抱きあうイベントを開催するなど、その中身はエスカレートする一方。ファンと親睦を深めるはずのイベントが、アイドル自身を疲弊させる結果にならなければいいのだが……。
(文=佐々木智花)

上からマリコ

それにしても、でけぇ。

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最終更新:2013/09/10 12:19
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