「オファーは暴露本とヌードくらい」復帰宣言の華原朋美に厳しい現実
#華原朋美
2007年から活動停止中だった歌手の華原朋美(37)が芸能界復帰を宣言したが、本人のヤル気とは裏腹に、見通しは明るくはないようだ。
最近はフィリピンに滞在して、クリスチャンたちと慈善事業をするなどして静養していたことが伝えられたが、10月30日付の実兄のブログでは「本当に元気になりました。年内に帰国して、ボイストレーニングやお芝居のお稽古など、復帰に向けて頑張ることに決めました」と復帰を宣言。ファンからは「おかえりなさい」といった歓迎のコメントが並んだ。
しかし、肝心の有力メディア各社やレコード会社がこれに振り向く気配はなく、華原の具体的な復帰の動きは見えないまま。前所属事務所に近い関係者によると、聞こえてきた仕事のオファーは「暴露本やヌード写真集を出せないかという出版プロデューサーから連絡があった程度」というから、本人が復帰を望んでも引き受け手に乏しい状況が浮かび上がる。その理由は「前所属事務所との関係にある」と都内の芸能プロ関係者が打ち明ける。
「何しろ華原は休業のきっかけになった仕事のドタキャンなどで、前所属事務所に大きな損害を与えているからね。その件をクリアにしないと、どこも手は出せない。実はフィリピンで静養していた間のボイストレーニングなんかも、その事務所がバックアップしていたんだけど、華原は今回その事務所に断りもなく”復帰宣言”してしまったそうだ。元気だというのはいいけれど、筋を通さない奇行は相変わらず……と思った人は多いだろう」(同)
実際、前所属事務所に問い合わせてみても「復帰宣言についてはまったく関知していない」と困惑を隠せない様子だった。
そもそも華原は自殺未遂騒動や交際相手とのトラブルなどが相次いで報じられ、事務所がさじを投げて休業後の09~10年にも薬物中毒の症状で緊急搬送。イメージダウンはもちろん「仕事してほしくても何を起こすか分からないから、怖くて契約なんかできない」(レコード会社営業マン)という関係者が多い。
かつて華原を何度も起用した音楽番組のディレクターも「全盛期のころから気持ちがコロコロ変わる方だったので、精神不安定が伝えられて以降はなおのこと。今日は元気でも明日は分かりません。一方的に本人が復帰を宣言しても、身元を保証できる有力事務所の後ろ盾でもない限り、声はかけられない」と話している。
華原のコメントからは歌や演劇への意欲が見て取れるが、現時点でそうした世界の仕事がすぐに決まるということはなさそうだ。前途は非常に厳しいというのが実情だろう。
もう脱ぐしかないね……。
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