「ネタ元は誰だ!?」講談社を訴えた島田紳助と吉本興業 目的は紳助の芸能界復帰よりも……
#訴訟 #島田紳助 #吉本興業 #講談社
芸能界を引退した島田紳助が吉本興業と共同で、批判記事を連発する「週刊現代」(講談社)の鈴木章一編集長と講談社を名誉毀損で訴えた。両者が問題視しているのは10月3日発売の同誌で「切っても切れない『島田紳助と暴力団』」「紳助、あんたはヤクザだ」と題した記事。これに紳助と吉本は共同で1億6,500万円の損害賠償及び謝罪広告の掲載を求める訴訟を起こした。
一方の「週刊現代」もまったく引く気はない。
「記事には絶対の自信を持っている」と宣言し、その後も追及記事を続々と掲載している。これに焦ったのか、紳助と吉本は今月11日、わざわざマスコミ各社に講談社と同社の代表取締役・野間省伸氏に対し「吉本興業と島田さんへの深刻な名誉毀損を行っていることを厳重に抗議し、今後、取材ないし報道行為を控えるよう警告した」とする旨の書面を送付した。
これに週刊誌デスクは「間接的に吉本と紳助側が『もう勘弁して』と頼んでいるように見えますね。それほど一連の『現代』の報道は無視できないのでしょう。一説には吉本側が『現代』の記事に『なんでこんな話まで知ってるんや!』と絶句し、ネタ元探しに奔走したそうですが、いまだ分かっていないそうです。誰が流しているのか、次はどんな記事が出るのか、予測できないため頭を抱えているようです」と話す。
一部週刊誌では紳助が訴えた背景には「将来的な芸能界復帰を画策しているため、これ以上、イメージを低下させたくない」という意図が働いていると報じられたが、ある芸能プロ幹部は懐疑的だ。
「あそこまでバッシング記事が出たんだからもう手遅れですよ。テレビ局もどこも使わないでしょう。むしろ、紳助が敏感になっているのは、これ以上”紳助=ヤクザ”のイメージをつけられることによって、紳助自身が銀行の取引を止められたり、融資を断わられたりすることでしょう。本当に密接交際者に認定されたらシャレになりませんからね」
吉本興業も同様の理由と考えられ、「銀行等にブラック企業扱いされるのを恐れている」(スポーツ紙デスク)という。紳助にとっては芸能界復帰より日々の生活が懸かっているといえそうだ。
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