「古閑美保に出てほしい」”消滅寸前”K-1 女子部門設立のヤケクソ運営
#格闘技 #K-1 #古閑美保
今季限りでの現役引退を表明した女子プロゴルファー、古閑美保(29)が、5日の会見で「キックボクシングもやってみたい」と発言したことで、K-1の谷川貞治プロデューサーは「ぜひオファーを出したい」と参戦を呼びかけた。
K-1といえば経営難から選手への支払いが滞り、国内でのイベント開催も激減。最近ではついにテレビ中継もなくなってしまったほど人気凋落してしまっている。これまでも金子賢やボビー・オロゴンら有名人をリングに上げてその場しのぎの客寄せをしてきたが、同様に古閑に飛びついたわけだ。
谷川プロデューサーは「古閑さんが来てくれるなら女子部門を設立する」と話したが、実はそれ以前から「女子部門を見据えた有名人勧誘の動きがあった」という証言もある。
アマチュアボクシングに挑戦中の南海キャンディーズ、しずちゃんこと山崎静代も、ジム関係者が「1試合でいいから出てもらえないかと非公式ながら誘いがあった」と漏らしている。
同関係者によれば「他にも元五輪選手、海外のアクションスターや元AV女優に声をかけて良い返事をもらっているとか聞いた」というが、肝心な条件面や具体的な話になると「詳しくは大会が決まってから」とK-1関係者の歯切れは悪かったようだ。
多くの女子格闘家を集めたい様子ではあるが、実際はどうなのか。K-1の事情に詳しいスポーツライターに聞いてみた。
「K-1は尻に火がついた状態でいわばヤケクソ。女子部門なんて言っても長期展望は持っていませんよ。目先の金が必要なので大風呂敷を広げているだけでしょう。実は古閑もそれを分かっていてリップサービスしたんです。彼女は手首の負傷で引退するので格闘技の試合をやるわけがないんです」
実際、古閑の関係者も多くが格闘家転向には否定的だ。そもそもキック発言が出た古閑の会見も、そうした関係者によって仕組まれたパフォーマンスである可能性が高い。というのも、これまで好き放題に話して話題を振りまいてきた古閑だが、なぜか今回の会見に至っては「こちらで決めた幹事メディアからの代表質問に限る」など規制を促す注文がされていたからだ。
当然、多くの記者が狙っていた日本ハム・ダルビッシュ有との熱愛話についても触れられないまま。いつもの軽口が閉ざされた形だったのだが「何もないと盛り上がらないから、キックをやりたいというリップサービスを取ってつけた」と前出ライター。
谷川プロデューサーは「女バダ・ハリになれる!」と目を輝かせたが、K-1の凋落に足元を見られて話題のネタにされただけだったのかもしれない。
とりあえず巻いとく?
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