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バカバカしいほどド派手なシーンの連続!『ワイルド・スピード MEGA MAX』

wsmm.jpg(c) 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

 厳しい残暑もようやく終わり、過ごしやすくなった今日このごろ。まったり秋ムードに浸るのも悪くないが、ガツン! と強烈な刺激を求める向きにおススメの大人気シリーズ最新作2本を取り上げたい。

 まず1本目に紹介するのは、車好きを中心に幅広い支持を得てきたカーアクションシリーズの第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』(10月1日公開)。強盗団の元リーダーで護送車から脱走したドミニク(ヴィン・ディーゼル)と、その脱走を助けた元捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、アメリカから高飛びしてブラジル・リオのスラム街に潜伏していた。ドミニクらは麻薬取締局が押収した高級車を貨物列車から盗む計画を実行に移すが、リオの裏社会を牛耳る黒幕レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ)と敵対する羽目に。2人は逃亡生活を終わらせ自由を得るため、レイエス一味から1億ドルを強奪する作戦を立て、世界中から凄腕ドライバーを招集。FBIから派遣された切れ者の特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)も立ちはだかる中、ドミニクらのチームは厳重に守られた大金を奪うことができるのか。

 シリーズを通じての見どころは何と言っても、公道で超絶ドライビングテクニックを駆使しながら繰り広げる過激なカーアクションだが、今作では荒野を貨物車と併走しながらのスタントや、スラム街での追跡と銃撃戦など新たな趣向も追加。終盤のカーチェイスでは、巨大な金庫を引きずりながらスポーツカーが高速走行、追走する車も街並みも大破し、爆発しまくる。バカバカしいほどにド派手なシーンの連続には、緊張と興奮を超えてもはや爆笑するしかない。シリーズお馴染みのオリジナルキャストに加え、紅一点ドライバー役のモデル出身ガル・ギャドット、地元女性警官役のエルサ・パタキーら、ワイルドでセクシーな美女たちの参戦もうれしいポイントだ。

 もう1本は、やはりシリーズ5作目を数えるアトラクション系ホラー映画『ファイナル・デッドブリッジ』(10月1日公開、R18+指定、2D/3D上映)。会社の慰安旅行に向かうバスの中で、橋の崩落事故を白昼夢で予見したサムは、同僚らに危険を知らせていち早く行動し、間一髪で8人が事故から生き残った。だが、犠牲者らの葬儀に現れた謎の男から警告された通り、8人は次々と予測不能な”死のトラップ”に襲われる。恐怖におびえるサムらは、再び現れた男から「死を他人に贈る」ことで恐ろしい運命から逃れられると告げられ、究極の選択を迫られる……。

 この『ファイナル・デスティネーション』シリーズのお約束は、仲間たちと連れだって出掛けた主人公が大惨事の予知夢を見て、いったんは命拾いするものの、生存者たちを次々に襲う死の運命から逃れようと苦闘するというもの。スピード感あふれる演出と不謹慎なユーモアで独自のスタイルを確立し、惨死シーンの容赦ない描写にもかかわらず根強いファンも多い。本作でも、冒頭のつり橋崩落事故のスペクタクルな衝撃シーンと、眼科手術でのレーザー照射やハリ治療を受けている最中の落下など体にゾクゾク来るイメージが好対照で、あの手この手でホラー好きを楽しませてくれる。遊園地のお化け屋敷と絶叫マシンを合体させたアトラクション感覚の痛快な刺激は、今回も変わらず健在だ。
(文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉)

「ワイルド・スピード MEGA MAX」作品情報
<http://eiga.com/movie/55916/>

「ファイナル・デッドブリッジ」作品情報
<http://eiga.com/movie/56675/>

ワイルド・スピード クアドリロジー Blu-ray

この疾走感はマジすごい。

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最終更新:2013/09/11 12:46
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