業界騒然!? 麿赤兒が怪人を熱演する『ハイパーアングルポーズ集SP』
#写真集
”怪優”麿赤兒がモデルを務めるポーズ集『ハイパーアングルポーズ集SP 怪人』(創美社)が発売された。これは、日常見ることのできないアングルにこだわった「ハイパーアングルポーズ集」シリーズの特別編で、マンガやイラストを描く上で欠かせない怪人や化け物を、麿氏が演じているというもの。
「誕生」「覚醒」「死闘」「変身」という4つのテーマに沿って、怒りや憤り、悲しみ、苦しみといった感情が全身を使って表現されている本作。鬼気迫る麿氏の演技には、ファンならずとも見入ってしまうことだろう。
そもそもポーズ集とは美術書のため、一般的にはモデルを使って撮影されるもの。それがなぜ、今回は麿氏が起用されたのだろうか。
「今回撮影を担当したカメラマンの四宮孝仁さんから、麿赤兒さんを使って怪人のポーズ集を撮ったら面白いのではないかという提案があり、ダメ元で麿さんにオファーしたところ、こちらの予想に反してご快諾いただきまして。著名人を起用したポーズ集というのは、弊社以外を見てもほとんどないと思います。そういう意味では、新しい挑戦でしたね」(担当編集・大澤氏)
あらかじめ場面設定を何十パターンか用意し、現場ではそれに合わせて麿氏が演技をするという形で撮影が行われたという。「これまでのポーズ集は基本的にモデルのポーズに重点を置いていましたが、麿さんにご出演いただいたということで、ポーズだけではなく、表情や指先の表現などにもこだわりました」。
発売直後からネットでは、「変わったポーズ集が出た」「ポーズ集というより麿赤兒の写真集」と何かと話題を呼んでいるようだが、大澤氏は「あくまでポーズ集なので、マンガ家やイラストレーターさんはもちろんのこと、映像を作る方や俳優さんなどがこのポーズ集を参考にイマジネーションを広げてくれるとうれしいです」と語る。
御年68歳を迎えながらも第一線で活躍し続ける怪優の魅力がつまったこの一冊、ポーズ集とは縁のない人にとっても、一見の価値があることは間違いない!?
(文=編集部)
見よ、この肉体!
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