島田紳助”黒いツーショット”写真のお値段は300万!? 加熱する週刊誌スクープ合戦
#メディア #島田紳助
8月23日に会見を開き暴力団関係者との黒い交際を理由に芸能界引退を発表した島田紳助さんだが、活字メディアはまだまだ”紳助バブル”で活況を呈している。
「連日、新情報を一面で報じている東京スポーツはこのところ売り上げが落ち込んでいたのがウソのように、好調な売り上げを維持しているという。ほかの週刊誌も軒並み部数を伸ばしている」(芸能ライター)
各メディアの主なスクープを振り返ると、「週刊現代」(講談社)は今年4月、05年に大阪府警が山口組最高幹部の橋本弘文極心連合会会長の自宅をガサ入れした際、紳助さんとの2ショット写真が出てきたことを報じるなど一歩リードしていたため、今回も圧倒的な情報量の続報を掲載。
「週刊朝日」(朝日新聞出版)は、府警から同会の相談役と認定され、紳助さんに橋本会長を紹介した元プロボクシング世界王者の渡辺二郎と紳助が05年から07年にやりとりした106通のメールを入手し、掲載。
「週刊新潮」(新潮社)は会見後、沖縄・恩納村に潜伏している紳助さんの姿のスクープ撮影に成功。東スポも続いたが、各メディアがのどから手が出るほど欲しがっていた紳助さんと橋本会長の親密写真を掲載したのが、「フライデー」(講談社)の9月23日号だった。
「同誌に掲載されたのは、どこかの飲食店で間に人を挟んだ紳助さんと橋本会長が仲むつまじそうにほほえみながら撮影された写真。2人の目の前にはワイングラスが置かれているだけに、酒が入ったこともあって気を許して撮影させたと思われるが、それだけ2人の関係が親密であったことをうかがわせる重大な証拠。05年のガサ入れで大阪府警が押収した2ショット写真はすでに橋本会長に返却されたそうで、出どころは大阪府警関係者ではないようだ」(週刊誌記者)
しかし、紳助さんと言えば、暴力団関係者とゴルフのラウンドをした際にも絶対に一緒の写真にも収まらないように用心していたというから、そう易々と写真を撮らせたとは考えにくいのだが……。
「同誌の記事を見ると、写真について『5~6年前に撮影された』としか書かれておらず、どこで撮影されたかには触れられていない。聞くところによると、何人もの関係者が間に入っているため、出どころすら分からず、おまけに、編集部に持ち込まれた時点でトリミングされていたようだ」(同記者)
だが、この”黒いツーショット写真”は、実は週刊誌各誌の編集部に売り込まれていたという話もある。
「ある大手週刊誌は300万で買わないか、という話が持ち込まれたそうです。他にも売り込まれた週刊誌はいくつかあったようですが、最終的には『フライデー』が100万円前後で買い取ったようですね。こうしたスクープ写真の売り込みは珍しいことではありませんが、100万円という話が本当なら近年では破格の金額ですよ」(芸能記者)
結局、同誌のスクープはスポーツ紙が後追いし、その記事がテレビの情報番組で紹介されるなど大きな話題になった。
もはや同誌を超えるスクープは他社が介在しない紳助さんと橋本会長の2ショット写真の入手と、潜伏先での紳助さんへの直撃取材の成功ぐらい。それに加え、依然として紳助さんの逮捕情報が流れるなどまだまだやりようがあるだけに、活字メディアの”紳助バブル”はまだまだ続きそうだ。
スクープくれ~!
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