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【DVD特集】この夏観るべき激ヤバ映画8本!

カラダのキレがハンパない!! 生身のアクションが光るタイ映画

──節電で大変そうな今年の夏に、暑さを忘れられるDVDを、お化けメイクの小明ちゃんほか、本誌になじみの深いお歴々が、厳選レビュー!!

■『マッハ! ニュー・ジェネレーショント』

1109_mach_main.jpg(C)2011 SAHAMONGKOL FILM INTERNATIONAL ALL RIGHTS RESERVED.

【小明の『マッハ! ニュー・ジェネレーション』レビュー】

 実は私、アクション映画が大好きなんですよ。引きこもりだった中学生のときにジャッキー・チェンの映画に出会って、それ以来ハマっちゃって。

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 で、タイ・アクションもジャッキー映画に通じる体を張った格闘モノなんで、『マッハ!』シリーズは全部観てます。この「ニュー・ジェネレーション」も、相変わらずCGなしの生身のアクションが満載。一応、主人公のポッド率いるスタント・チームが、少年マンガに出てくるようなわかりやすい悪の組織にダマされて、なおかつヒロインがさらわれて……っていうベタなストーリーはあるんですけど、ぶっちゃけ話の展開は重要じゃないんです。とにかく「オレの考えたカッコいいアクションを見てくれ!」っていう、勢いだけで突っ走る映画ですから。

 出演者はみんな体のキレがハンパなくて、複雑な足技の応酬を何回も巻き戻して「え、今どういうふうに足が動いたの?」ってスロー再生しながら見ると、すっごい楽しいですよ。特に、『ストⅡ』のバルログみたいな敵と闘う金網デスマッチが最高。たぶんカポエイラ使いなんですけど、もうありえない身のこなしで、「人間の体でこんなことができるんだ!」って感動しました。あと、主人公チームはトドメを刺さないから、倒したと思った強敵が後でまた出てくるんですよ。相手を変えたりして延々と闘い続けて、ついには全員参加の大乱闘。そこで悪者を全滅させて大団円!……でもよかったはずなのに、その後さらにバイク・アクションに銃撃戦まで詰め込んできますから、もうひたすらアガりっ放しです。

 タイ・アクションは、女の子はカワイイし、男の人は全員やたらと強い! 今後も目が離せませんよ。
(構成/須藤輝)
(ヘア&メイク/梁取亜湖)
(写真/田中まこと)

【宣伝担当者おすすめポイント】
最大の見どころはやはり、CGなしの”肉体を駆使した本物のアクション”! ムエタイはもちろん、功夫、カポエイラ、コマンド・サンボなどあらゆる格闘技のキレのある動きと、自動車やバイクを駆使した命懸けのスタントを「これでもか!」と見せてくれます。未来のタイ・アクション界を担う次世代スターが総出演している点も注目です!

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『マッハ! ニュー・ジェネレーション』
ハリウッドでの仕事を懸けたオーディションに見事合格し、その夜の祝勝会で勝利の美酒に酔いしれるスタント・チーム”ファイト・クラブ”のメンバーたち。しかし、それは国際犯罪組織が仕掛けた罠で、翌朝目を覚ました彼らを待っていたのは「死の格闘ゲーム」だった!


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小明(あかり)
1985年1月14日、栃木県生まれの千葉県育ち。エプロンアイドルとして華々しくデビューするも、今ではなぜかフリーのアイドルライターに。地デジ化にもついていけずにテレビはDVD専用なので、知らない間に映画通に。


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生身のアクションが光るタイ映画 『マッハ! ニュー・ジェネレーション』

最終更新:2011/08/27 21:00
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