「評価は高いのに視聴率が取れない」テレビ東京月曜22時ドラマ枠が打ち切りへ
#ドラマ #テレビ東京
「ついに打ち切りが正式決定しました。まあ、当然の結果といえば当然の結果ですが、最後の主演が福田沙紀さんだったのが何とも言えないですね……。彼女が最近出演したドラマはほとんどが1桁で、今回はドラマ枠そのものを終わらせたわけですから。もうゴールデンの主演を張ることはないでしょうし、これからも”敗戦処理”として使われることを思うと気の毒ですね」(テレビ東京関係者)
低視聴率として話題になっていた「テレビ東京月曜10時枠の連続ドラマ」の打ち切りがついに決定した。
「2010年10月クールから始まって、今クールのドラマで4作目ですが、視聴率が2桁どころか、5%を超えるのもやっとの作品ばかりでしたからね。最後の作品の主演の福田さんも『絶対に5%は超える!』と最初は意気込んでいたのですが、フタを開けると2%前後。現場の雰囲気も良いとは言えません。ただ、これまでもそうですが、ドラマ自体の評判は悪くないので、スタッフたちもどうしていいか分からない状態です」(ドラマスタッフ)
同枠は1作目の『モリのアサガオ』が平均視聴率3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『最上の命医』が4.0%、『鈴木先生』が2.2%と、現在放送中の福田沙紀主演『IS~男でも女でもない性~』も含めて軒並み低調。内容についてはいずれの作品も、Twitterやインターネット上での評判が良いものも多いが、テレ東の島田昌幸社長は、「地上波の22時台としては、はっきり言って失敗している」と断言。だが、「熱心に見てくれる人の広がりが、(視聴率に反映されない)別のところにある」とも言っているだけに、どうにもやりきれない様子でもある。それだけに、どうして打ち切りになったのか。
「それは、やっぱり社内の反発を抑えきれなかったんでしょうね。同枠がドラマになる前に放送していた『日経スペシャル カンブリア宮殿』のスタッフの中には、今でも強硬に『月曜22時を俺たちに返せ』と言っている者もいます。秋からのプログラムはどうなることやら……。それにしても、福田さんは作品に恵まれませんね」(テレビ東京関係者)
実際、今年に入ってから出演したドラマは、すべて深夜枠のうえ、地震の影響で打ち切りになったり、5%を超えないドラマだったりと散々な福田。一時は”ポスト上戸彩”とまで騒がれただけに、是非とも復活してもらいたいものである。
芸能界は厳しいっすね。
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