山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化
事実婚状態の夫を亡くした萬田久子、隠し子発覚で遺産トラブルの懸念
2011/08/12 12:00
『萬田ルールズ』(朝日新聞出版)
8月9日に、事実婚状態にあったアパレルメーカー「リンク・セオリー・ジャパン」の社長兼CEOを務める、佐々木力さんを看取ったという女優の萬田久子。最愛の人を亡くした悲しみはまだまだ癒えないだろうが、佐々木さん亡き後の諸問題が周囲でささやかれているという。
萬田は1978年にミス・ユニバース日本代表に選ばれ、芸能界入り。80年にドラマデビューを果たしてキャリアを積み上げ、人気女優の仲間入りをするものの、当時正妻と3人の子どもがいる佐々木氏と出会い、妊娠。妻とは別居中だったとはいえ、戸籍上では夫婦関係にない佐々木氏の子どもを身籠った萬田は、すべての仕事をキャンセルして渡米。87年に男児を出産し、帰国した際には「今の生き方を誇りに思っています」「未婚の母の状態は快適。自信があるから産んだんです」など発言し、世間からバッシングを浴びた。
最終更新:2011/08/12 12:00