「エイベックスへの負債は10億超!?」予想以上に早く”テレビ復帰”した小室哲哉の今後
#音楽 #エイベックス #小室哲哉
かつては音楽界に一大ブームを巻き起こした”世界のTK”こと、音楽プロデューサーの小室哲哉。しかし、知人男性への自身の作品800曲の著作権譲渡をめぐって5億円の詐欺罪で逮捕・起訴され、2009年5月に大阪地裁で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。
「執行猶予が付くかどうかギリギリだったが、情状証人として公判にも出廷した小室が所属するレコード会社・エイベックスの松浦勝人社長が解決金を含めた6億5,000万円をポケットマネーで立て替え、被害者に完済したこともあり、なんとか実刑を免れた」(音楽関係者)
その小室が、今月6日に放送された『FNS歌謡祭 うたの夏まつり2011』(フジテレビ系)で、”テレビ復帰”を果たした。今回の復帰について、テレビ関係者はこう証言する。
「小室の執行猶予が明けるのは14年の5月。昔なら執行猶予中でもテレビに出したが、今はスポンサーがいろいろうるさいので、報道番組以外は厳しいと思っていた」
『FNS歌謡祭』で小室はコメントこそしなかったものの、他の出演アーティストとともに会場に用意されたテーブルに着席していた。
「同番組は一切、出演歌手の歌唱がなく、過去のVTRのみで構成。メイン企画は日本を勇気づける名曲200曲をカウントダウン形式で発表したが、小室がプロデュースされた曲が何曲かランクインし、その度にワイプ画面に小室の表情がアップで映し出された。小室は終始、リラックスムードだった」(スポーツ紙デスク)
小室は判決が下された09年の12月に放送された『芸能界の告白 特別編』(フジテレビ系)にVTR出演し、事件の真相について語ったが「あの番組は報道扱いで問題がなかった。酒井法子も薬物事件で執行猶予中だが、昨年末にTBSの報道番組のインタビューに応じた」(フジテレビ関係者)という。今回のテレビ出演をきっかけにいよいよ復活の狼煙を上げそうだという。
「松浦氏が肩代わりした6億5,000万円の他、小室はエイベックスに対して仮払いさせたプロデュース料など合わせて軽く10億を超える負債を抱えている。判決後はエイベックス所属のAAA、浜崎あゆみ、他のレコード会社所属の森進一、SMAP、やしきたかじんらへ楽曲を提供したが、特にヒットした曲はなく、このままだといつになったらエイベックスへの負債を完済できることか」(レコード会社関係者)
最近ではラジオ・ネット動画番組への出演や雑誌の取材を精力的にこなし、約13万5,000人のフォロワーがいるTwitterを頻繁に更新しているが、「やはりテレビの力は絶大なのを小室本人が嫌というほど分かっているから、今後は何かと機会を見つけてはテレビへの露出を増やしていくようだ。さすがにオファーはそうそうないが……」(同)
まだまだ細々と活動している印象の小室だが、”テレビの力”を借りずにはエイベックスへの借金返済もままならないようだ。
Digitalian is eating breakfast 2
でも、DOMMUNEフェスが楽しみです。
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