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TAIJI、エイミー、レイ・ハラカミ……相次ぐミュージシャンの死に衝撃走る

amy-2.jpg才能は高く評価されていた
エイミー・ワインハウス。

 元X JAPANの沢田泰司(TAIJI)はサイパンの拘置先で首を吊り、英国の歌手エイミー・ワインハウスは自宅でナゾの死を遂げた。ここ最近、ミュージシャン死去のニュースが相次ぎ、世界的な波紋を呼んでいる。

 TAIJI45歳、エイミー・ワインハウス27歳と世代は違うものの、2人に共通するのはアルコール中毒に苦しんだ過去だった。

「TAIJIは長年酒浸りの生活を送り、アルコール中毒から来るさまざまな症状に苦しんでいました。エイミー・ワインハウスのドラッグ、アルコール中毒ぶりは有名で、今年6月にはセルビアのコンサートで泥酔状態のままステージに登場してブーイングを浴びています。彼女の死因はまだ判明していませんが、現地では『薬物中毒から来る心臓発作』という報道が中心です」(音楽雑誌編集者)

 日本では、多くのミュージシャンが薬物使用容疑で逮捕されるなど、薬物事犯に関する当局の締め付けは年々厳しくなっている。「90年代に比べると、薬物の入手が容易ではなくなった」(マネジメント関係者)とされる一方、アルコール中毒に陥るミュージシャンは増加する傾向にあるという。

「一昨年、期待された若手ミュージシャンSがアルコール中毒の治療も空しく、退院直後に亡くなる一件がありました。ミュージシャンの世界では、経済的に苦しいこともあるのか、健康診断を受けることなく、体調管理に無頓着という人があまりにも多い。TAIJIのように、気付いたら心身ともにボロボロになっていた……というケースは、他にも見受けられますね」(前出のマネジメント関係者)

 アルコールや薬物中毒とは無関係であるが、解散したビジュアル系バンドKagrra,の元ボーカル・一志が7月18日に自宅で死去したほか、7月27日にはカリスマ的な電子音楽家のレイ・ハラカミが40歳の若さでこの世を去った。ミュージシャンではないが、一時代を築いた音楽評論家・中村とうようの飛び降り自殺もあった。

「1999年頃、スカパラのドラマー青木達之が線路で轢死するなど、ミュージシャンの病死、自殺が相次いだ時期がありました。当時はレコード会社の社員も複数亡くなり、業界内では”死の連鎖か”との声が出たものです。今年後半に同じようなことがなければいいのですが」(当時を知る宣伝プロモーター)

 これ以上、悲しい知らせは聞きたくないものだ。
(文=久米信)

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原神さん、ありがとう。

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最終更新:2023/02/09 01:46
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