「茂みの奥からガサガサと……?」夏フェスを騒がせる困ったちゃんたち
#音楽 #フェス
7月29日~31日、日本最大級の野外フェスティバル「フジロックフェスティバル’11」が開催される。これから9月にかけてが、いわゆる「夏フェス」シーズンだ。大自然の中で楽しく音楽を聴くというなんとも素晴らしいイベントなわけだが、毎年、主催者や運営者を困らせるオーディエンスが後を絶たないのも事実。某フェスのキャンプサイト運営者に話を聞いた。
「僕の持ち場は”キャンプのお悩み相談所”だったんですが、深夜に突然、ハイヒールにミニスカートの、フェスらしからぬ格好をした美女が現れたんです。彼女はほぼ手ぶら状態で、『わたしの泊まるテントどこ~?』と一言。そもそもキャンプサイトはテントや寝袋持参で泊まる場所なので、レンタルのキャンプ道具などは準備していないんです。深夜ということもあり、仕方がないので寝袋代わりに梱包用のエアパッキンを渡し、緊急用に建てた避難用テントに泊まってもらったんですが、さすがにあきれてしまいましたよ。また、解放感からか泥酔する輩も多く、自分のテントに知らない人が寝ていた、っていうことなんかもザラにありますね」
観客の中にはテントも立てられないようなキャンプ初心者も多く、毎年相談所では手を焼かせているようだ。だが、事件はキャンプサイトだけで起きているのではない。ステージ前でもありえない出来事と遭遇することもある。
「人気アーティストの出番で、ステージ前方は身動きが取れないほどのすし詰め状態でした。そんな中、僕の足に生温かい液体がかかる感触が! 後ろから何かかけられているようなんですが、飲み物ではなさそうだし、どうやらおしっこだったみたいで。確か、後ろにいたのは若い女の子のはずでしたが……」(フェス好きの会社員)
トイレに行きたくても人ごみから出ることもかなわず、どうしようもなく放尿してしまったのだろうか。また、伝説のロックフェス「ウッドストック」を彷彿とさせるようなラブ&ピースなエピソードも。
「フェスの会場内に流れる川で遊んでたんだけど、人がいっぱいだったからちょっと下流の方まで歩いていったんだよね。人がいなくなって、こりゃいいやって泳いでいたら、向こうの茂みがガサガサ揺れてて、なんか艶めかしい息づかいが聞こえてくる。何だろうと思ってよく見たら、男女ふたりがよろしくヤッてたんだよ! まさか人が来るとは思ってなかったんだろうね。2人と思い切り目が合っちゃって気まずいのなんの! ちなみに騎乗位でした」(某雑誌編集者)
この他、隣で踊っていた人からもらったラムネが実はいけないおクスリで、知らぬ間にバキバキにキマってしまった、などなどトンデモエピソードを挙げればキリがない。
何万人もの人が集まるからこそ、いろいろな物語も生まれる。楽しい出来事ならウェルカムだが、ケガや他人の迷惑になる行為はなにがなんでも避けたい。夏フェスを謳歌するもいいが、ハジケすぎには要注意!
ナンパもヤリ放題?
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