ももクロメンバーが真夏の恐怖に遭遇! 東京ジョイポリス記者発表会レポート
#アイドル #ももいろクローバーZ
テレビでの露出も増え、好調な仕事ぶりのももいろクローバーZ。7月16日から関東エリアでオンエアされている東京ジョイポリスのCFで念願のテレビCM初出演も果たし、その勢いはとどまるところを知らない。
その東京ジョイポリス(東京都港区お台場)で19日、記者発表会が行われ、ももいろクローバーZが参加、というよりも主役として登場した。内容は「逆転検事 in ジョイポリス」第2話、「生き人形 蒼の間」など今夏の新アトラクションについてプロモーションするもの。
「逆転検事 in ジョイポリス」は法廷を舞台としたカプコンのゲーム「逆転検事」の館内回遊型推理アトラクション化。ゲストは主人公・御剣怜侍となり、館内を歩いて捜査する。検事室の再現に加え、オリジナルのストーリーも人気の要因で、第2話「逆転のメッセージ」が7月15日にオープンしたばかりだ。
「生き人形 蒼の間」はヘッドフォンを用いた3Dサウンドホラー。ゲストが闇の通路を通り抜けると、そこは蒼の間。居並ぶ人形たちの、無数の眼に見つめられる中、少女人形「百合子」を供養する。やがてある娘の魂がこの世への怨念とともに「百合子」の身に宿り、戦慄のお医者さまごっこを始める。蒼の間に到達してからの立体音響による恐怖体験がこのアトラクションの肝だ。
今回、ももクロメンバーが挑んだのはこの「生き人形 蒼の間」。記者発表会の半分はその体験に費やされたが、先に前半戦の模様をお伝えしよう。
ステージ前は報道陣がぎっしり詰まっていたが、周囲はファンゾーン。いつものイントロBGMに乗って「Oi! Oi!」と、ももクロファンがあおり、司会の女性までが拳を突き上げる中、さっそうと登壇する5人。あらためて15秒バージョンと90秒バージョンのCFを見た百田夏菜子は「夢みたい」「一つの目標でもあった」と感無量の様子。さらにタイアップ曲に選ばれた「Z伝説 ~終わりなき革命~」について聞かれると、「ももいろクローバーからももいろクローバーZになって初めてのシングルで、自己紹介みたいな曲。最初ははっちゃけているけど、歌詞が深くて、今のこういう時期にみなさんに聴いていただきたい曲」と説明した。
この日は「Z伝説 ~終わりなき革命~」「D’の純情」のニューシングル2曲を熱唱。百田夏菜子が「自己紹介」と言っていたように、ももクロZ期突入時における「行くぜっ!怪盗少女」とも言える前者と、同じく「Chai Maxx」的な位置づけの後者はかなりノリがよく、会場が温まったところでライブが終了といった印象。実際、歌い終えた佐々木彩夏は「2曲しか歌えないのが残念なくらい楽しかったです」と話していたが、この熱い汗を冷まそうと用意されたのが、前述の「生き人形 蒼の間」体験コーナーだった。
頑なに抵抗する百田夏菜子は、自らドSと称する司会の女性の強引な指名で真っ先に参加決定。同行するもう一人はくじ引きの結果、高城れにに決まった。
怖い話に一番耐性がありそうな反面、霊感もありそうなのが高城れに。百田夏菜子はその辺りを察してか「絶対に(何か)見えても言わないでよ!」と予防線を張っていた。しかし、結局はヘッドフォンから聴こえてくる痛そうな生々しい音声に絶叫。ステージに残り、2人の様子を映像と音声でモニターしていた玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果の3人まで座り込んで恐怖に怯える始末だった。
2人が戻って5人でのトークになり、ほっとしたのも束の間、玉井詩織は背後からマネジャーにタオルをかけられ、また恐れおののく羽目に。肝を冷やしたかと思われた百田夏菜子は「むしろ暑くなった」と意外な感想。衝撃のあまり、よほど血流がよくなってしまったようだ。
最後はプレス向けのフォトセッション。報道陣が撮影を終えると、高城れにはステージの前につかつかと歩み出て「今日、私が怖いお化け屋敷に入れたのも、すべてなでしこジャパンに勇気をもらえたからです。なでしこジャパンバンザーイ!」と万才三唱。究極のかわいい便乗(?)MCで締めた。
7月27日のファーストアルバム『バトル アンド ロマンス』発売に向けて、ももクロZらしさを示す記者発表会となった。
(取材・文・写真=後藤勝)
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