夏にピッタリ! 旬の魚で手軽にできちゃう「狂う水(クールビス)」
#料理 #男のダジャレレシピ
料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。
父 「今日の夕ご飯はオレが作る。いま流行りのクールビズだ!」
母 「ご飯がクールビズ? 冷やし中華とかそうめんってこと?」
父 「そんなのじゃ夏バテしてしまうだろ。材料はこの、旬のイサキだ」
母 「あら、丸々と太っておいしそう」
父 「これでアクアパッツァを作ると、クールビズ!」
母 「どういう意味かしら?」
父 「この料理はグラグラと狂ったように沸いた熱湯で煮ることから、”狂った水=アクアパッツァ”が名称の由来と言われているんだ。まあ他にも説はいろいろあるのだが、お父さんはこれを支持したい」
母 「へー。で、それがなぜクールビズ?」
父 「だから、狂った水なんだってば! もう分かったろ」
父&母 「狂う水(クールビス)!」
母 「言いたいことは分かったけれど、クールビズにしてはアツアツの料理なのね」
父 「そんなおまえにはこれだ! 冷たい水!」
父&母 「クール水(クールビス)!」
■材料
・イサキ
・オリーブオイル
・唐辛子
・ニンニク
・塩
・こしょう
・アサリ
・エビ
・アスパラガス
・ドライトマト
・白ワイン
・水
・お好みのハーブなど
■作り方
1、ドライトマトは水で戻しておき、イサキは鱗と内臓・エラをとり、塩・こしょうをしておく。
2、フライパンに多めのオリーブオイルを入れ、ニンニク・唐辛子を加えて火にかける。
3、香りが立ってきたら、イサキを入れて、両面に焼き色を付ける。
4、残りの材料をすべて加え、強火で軽く煮込む。
■玉置メモ
・見た目とネーミングは派手だけれど、作り方はとっても簡単。
・材料は白身魚と貝とトマトさえ入っていれば、あとは何を使っても大丈夫。
・魚よりも残ったスープがおいしいので、パンを浸したり、パスタのソースに使いましょう。
・クールビズは、氷水とも似ていますね。
(文・写真=玉置豊)
●たまおき・ゆたか
へんな料理研究、マイナーアウトドア、狩猟採取が趣味のWEBディレクター、ときどきライター。「デイリーポータルZ」、「地球のココロ」、「@ニフティ つり」など で連載中。
< http://www.hyouhon.com/>
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