50代以上も要注意! 増え続ける高齢者層のHIV感染
2011/06/13 08:05
※イメージ画像:
『そしてエイズは蔓延した〈上〉』
草思社より
『そしてエイズは蔓延した〈上〉』
草思社より
厚生労働省エイズ動向委員会が、現在の日本には約1万8,000人のHIV感染・エイズ発症者が存在していると発表した。HIV感染やエイズといえば、かつては同性愛者の病気であるといった認識が一般的だった。しかし、最近ではそのうち同性愛者は5割程度にとどまっており、もはや、同性愛者、異性愛者などに関係なく感染するものだと思って間違いない。
またその一方で、「HIVに感染するのは性に乱れた若い層」という認識も崩されてきている。現在では、なんとHIV感染者の5人に1人が50代以上なのだという。中には70代、80代のHIV感染者もいる。しかし、HIV検査を受けているのは圧倒的に30代以下の若い人が多い。おそらく、どの年齢層も同じように検査をすれば、高年齢層のHIV感染率はさらに跳ね上がるだろうと言われている。では、なぜ高年齢層にHIV感染者が増えているのだろうか?
まず大きな理由として、ED治療の進歩が挙げられるだろう。現在では、日本国内でも比較的簡単にバイアグラなどのED治療薬を手に入れることができる。そのため、ひと昔前ならばあきらめざるを得なかった、加齢による男性機能の低下が食い止められるようになった。ED治療薬を手に入れた男性が……
最終更新:2011/06/13 08:05
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