「目には目を!?」B’z新曲がAKB48顔負けの”複数枚商法”で連続1位記録死守へ
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5月30日に発表されたオリコン週間シングルランキングで、トップに立ったAKB48の新曲「Everyday、カチューシャ」(キングレコード)。第3回AKB48総選挙の投票券が付属し、1人で複数枚を購入するファンも少なくないことから「偽りの記録」などと批判する声もあるが、Mr.Children「名もなき詩」(トイズファクトリー/1996年発売)が保持していた初週セールス記録120.8万枚を上回る133.4万枚を記録し、15年ぶりの新記録を樹立した。
そんな同曲との”ガチンコ勝負”が注目されているのが、B’zの新曲「Don’t Wanna Lie」(VERMILLION RECORDS /6月1日発売)だ。
「B’zは『太陽のKomachi Angel』(BMGルームス/90年発売)から今年4月発売の『さよなら傷だらけの日々よ』まで、21年間にわたってオリコンシングルランキング44作連続初登場1位という大記録を更新中ですが、その大記録を発売2週目のAKB48が止める可能性があります。初動での勝負ならまだしも、B’zも2週目の数字には負けられないところでしょうね」(レコード会社関係者)
そのB’zだが、やはりここまで大記録を継続してきただけあってしたたかなもの。しっかりとAKB48への対抗策を練ってきていたようだ。
「B’zのオフィシャルサイトで告知されていますが、今回の新曲では初回限定盤と通常盤を購入すると、もれなくスペシャルCDが当たり、初回限定盤のみ購入のファンには直筆サイン入りのオリジナルフラッグが当たるというキャンペーンが行われています。つまり、両方のキャンペーンに応募するためには限定盤2枚と通常盤1枚を買わなければならないんです」(音楽業界関係者)
この対抗策が功を奏したか、B’zの新曲は発売初日のオリコンデイリーランキングで5.4万枚を売り上げ、首位を獲得。6月4日までで前作「さよなら傷だらけの日々よ」を大幅に上回る15.3万枚を売り上げ、AKB48「Everyday、カチューシャ」に大差をつけての大記録更新を確実にした。
音楽不況の中、AKB48もB’zもCDを売り上げるため、さまざまな特典に工夫を凝らしている。もはや「楽曲が記録された盤面」としての意味をほとんど失ってしまった「CD」のマーケットは、今後どこへ向かうのだろうか。
記録より記憶。
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