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日刊サイゾー トップ > その他 > メンズ  > アイドル戦国時代を彩り始めた「東京女子流*」
ダウナー映像をも使いアグレッシヴな美意識を打ち出す!

アイドル戦国時代を彩り始めた「東京女子流*」

【メンズサイゾーより】

 肋骨が痛い。その原因は、5月21日のBiSとtengal6のツーマンライヴだ。BiSのユケがフロアにダイヴし、「今飛んでくるアイドルかよ!」と動揺しつつ彼女をステージに戻そうとしている時に、「ピキッ」と肋骨に何かが起きた。もう1週間以上痛みが続いていると話すと、友人は私に言った。「それ、折れてますよ」。病院におとなしく行くべきか……。
 
 東京女子流*の5月4日に発売されたデビューアルバム『鼓動の秘密』のタイトル曲であり、5月18日にシングルカットもされた「鼓動の秘密」のビデオクリップを見た時に連想したのは病院だった。アイドルのビデオクリップとは思えない不穏さが映像に漂い、どこかグロテスクですらある。なにしろ「鼓動」そのままに心臓をモチーフにしたロゴがオープニングから登場するのだ。透明な箱の中で踊る少女5人と、それを外から見る作業服の大人たち。東京女子流*は……

最終更新:2011/06/02 17:10
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