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「何か裏がある!?」内田裕也容疑者の事件を警視庁”エリート集団”捜査一課が担当のナゼ

uchidayuya0505.jpgロックって何かね……

 50歳の元交際相手の女性に復縁を迫り、強要未遂と住居侵入の疑いで”ロックンローラー”内田裕也容疑者が逮捕された。

 4月2日、交際していた都内在住の女性宅に「暴力団と交際していることを会社に連絡した。よく考えろ。今ならまだ間に合う」という趣旨の手紙を投函。同19日には女性宅の鍵を業者に依頼して無断で取り換え、室内に侵入したという。

 女性は2009年12月ごろから内田と交際し、別れ話を切り出すと「暴力をふるわれた」などと今年3月に原宿署に相談していた。警視庁の調べに、内田は「手紙を書いたことや女性の部屋に侵入したことは間違いない」と容疑は認めているが、「脅すつもりはなかった」「円満に別れるためにやった」と供述しているという。

 事件発覚後、妻で女優の樹木希林がマスコミ取材に対応。自宅に報道陣を招き入れ、夫の逮捕について「遅かったな。何十年前に起こってもおかしくなかった」「お仕置き? 私としてはそういう風になればありがたい」と”独特の言い回し”でコメント。いかにも樹木らしい物言いに会場からは笑いも漏れるほどで、一部のスポーツ紙記者からは「樹木希林こそ本物のロッカー」という声も上がった。

 そんななか、なぜか今回の事件を殺人など凶悪事件を扱う警視庁捜査一課が担当していることが明らかになった。

 警視庁担当記者は「最初聞いた時は『なんでこの程度の犯罪にエリート集団が……』とビックリしました。何か”裏”があるのでは? と考えましたよ」と語る。

 内田は大物暴力団や右翼、政治家、財界人など豊富な人脈を誇る。

「現在、警察は総力を挙げて暴力団壊滅作戦を行っている。もしかしたら、裏の事情を知る内田に司法取引でも持ちかけてるのでは? という意見も出ました」(スポーツ紙デスク)

 だが、別の警察担当記者は次のように明かす。

「3月に女性が原宿署に相談しに来た時、その情報が本庁に上げられ、一課の人間が”応援”という形で捜査に入っていたんです。強要罪はれっきとした一課の担当ですからね。ところが、その後、別件で手が回らなくなり、一課は捜査から外れ、原宿署の仕切りになった。逮捕の一報を受け、再び一課が”戻ってきた”というのが真相です。大きな意味はないでしょうが、しいて言うなら一課は世間にアピールするために、著名人の事件に入りたがるということですかね(笑)」

 内田容疑者は起訴され、14日午前に東京地検に身柄を送検された。本人の口から事件が語られるのはいつになるのか――。

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最終更新:2013/09/13 16:16
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