最後の破滅型? 音楽界でささやかれる「武闘派・布袋寅泰」最強伝説とは
#音楽 #布袋寅泰
今年7月30日に、震災復興支援のために吉川晃司とのCOMPLEXを21年ぶりに復活させる布袋寅泰。「BOφWY復活騒動」では氷室京介との関係が再び取りざたされるなど、このところ脚光を浴びる機会が増えている。
しかし、音楽業界での布袋の評価は必ずしも定まっていないという。ギタリスト布袋の実力は誰もが認めており、1980年代から90年代にかけて大きな功績を残しているが、人間性にいささかエキセントリックな面があるというのだ。
「布袋さんは普段は穏やかな紳士なんです。けれどいったん怒り始めると手が付けられない……というよりも、手が出てしまう(苦笑)。COMPLEXの解散の原因が、打ち上げの席で吉川の一言にキレた布袋が殴りかかったから、というのは有名な話です。他のミュージシャンとの暴力沙汰の話もいくつかあり、スタッフから怖がられているのは事実です」(音楽関係者)
実際、2007年に布袋は、友人関係にあった作家・ミュージシャンの町田康に暴行を働き、後に書類送検されている。こちらは「音楽活動方針をめぐってケンカになった」と布袋は説明したが、キレた布袋が一方的に暴行を加えたのが真相と言われている。
「その後、09年には宮崎県で頭蓋骨骨折の重傷を負いました。こちらは『酒に酔って自分で転倒した』と釈明していましたが、いくら長身とはいえ、滑って転んで頭蓋骨が折れるとは考えにくい。酒場でケンカを吹っ掛けたものの、返り討ちに合った結果ではないか? と業界内ではささやかれていました。実際、この事件については語るのもタブーでした」(前出関係者)
数々の武勇伝も手伝ってか、布袋がスタジオやレコード会社に姿を現す際には、各スタッフが直立不動で出迎えるのが慣例だという。
「ロックスターと呼ばれる人は、実際にはおとなしい人が多いんです。矢沢永吉やGACKTあたりが典型で、カメラが回ってないと物静かで、大げさな出迎えなども好まない。そんな中、今の邦楽界で歩いているだけで威圧感を与えるのはX JAPANのYOSHIKIと布袋、長渕剛くらいですね。YOSHIKIは日本にいませんし、最近は長渕も丸くなりましたから、布袋が今日本で一番怖いミュージシャンかもしれません」(イベント関係者)
先日は、東日本大震災の被災地域に赴いて支援活動を行うなど、セレブらしい責任行動も見せている布袋寅泰。「酒を飲まなければ知的な紳士」とも言われる布袋、イベント続きの夏のさなかに暴発しなければいいが……。
(文=水島雄太)
身長187cm。
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