
ヒット間違いなし!? 2011年夏のイチオシ映画
#映画

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今回はゴールデンウィーク特別編として「ヒットが期待される、2011年夏のイチオシ映画」というお題で注目の超大作、話題作を4本厳選して紹介したい。
まずは全世界に幅広い世代のファンを抱える『ハリポタ』シリーズの完結編、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(7月15日公開)。言わずと知れたJ・K・ローリングによる超人気ファンタジー小説の映画化で、日本歴代興収3位の1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』(01年、203億円)から毎回大ヒットを続けてきたテッパンのシリーズも、8作目に当たる今回の最終章パート2で打ち止めとなる。死喰い人が魔法省やホグワーツ魔法魔術学校を支配下に置く中、ハリー、ロン、ハーマイオニーは、ヴォルデモート打倒に不可欠な「分霊箱」を探す旅を続けていた。ヴォルデモートが3つの「死の秘宝」を手に入れ不死身になるのを阻止できるのか……。シリーズ初となる全編3D上映も注目ポイントで、立体的に展開するハリーたちの魔法バトルが今から楽しみだ。
一方、邦画の夏休み一番人気になりそうなのは、スタジオジブリの『コクリコ坂から』(7月16日公開)。少女マンガのアニメ映画化で、企画・脚本が宮崎駿。その長男の宮崎吾朗が『ゲド戦記』から5年ぶり2作目の監督を務める。高度経済成長期の横浜を舞台に、父を海で亡くし仕事を持つ母親を助ける女子高生の海(うみ)が、新聞部部長や生徒会長の同級生とともに送る笑いと涙の日常が描かれる。日本歴代興収1位に輝く『千と千尋の神隠し』(01年、304億円)をはじめ、『ハウルの動く城』
)(『もののけ姫』(97)『崖の上のポニョ』(08)と駿監督の4作品が歴代ベスト10入りを果たしているが、吾朗監督が2度目の挑戦でどこまで父親に近づけるか。
夏らしい派手なアクション映画で外せないのは、マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』(7月29日公開)。日本の人気玩具をもとに、CGを駆使して実写化したSFアクションシリーズの第3弾だ。1969年、アポロ11号の月面着陸成功により、月の裏側に不時着していた金属生命体「トランスフォーマー」の宇宙船が発見された。そして現代、トランスフォーマーたちによる地球侵略が再び始まり、米政府が長年隠ぺいしてきたトランスフォーマーをめぐる謎も明らかになる……。シャイア・ラブーフらメインキャストが続投する一方、ヒロインは前2作のミーガン・フォックスからモデル出身のロージー・ハンティントン=ホワイトレイに交代。こちらもシリーズ完結編にして初の3D映画で、興行成績でハリポタの好敵手となれるかどうか。
最後は、浅野忠信のハリウッド進出作となる『マイティ・ソー』(7月2日公開)。神話とスーパーヒーロー物を組み合わせた異色のアメコミ原作を、ケネス・ブラナーが実写映画化。神々の王の息子ソーは、ごう慢な性格が災いして追放され人間界へ。ある事件をきっかけに記憶を取り戻し、ソーに変身して人類の敵と戦う。主演の新鋭クリス・ヘムズワース、オスカー女優ナタリー・ポートマン、名優アンソニー・ホプキンスとともに、浅野は神の世界の戦士役で出演。4月に日本語版予告編が公開され、注目度もうなぎ上りだ。
(文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉)
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」作品情報
<http://eiga.com/movie/54734/>
「コクリコ坂から」作品情報
<http://eiga.com/movie/55911/>
「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」作品情報
<http://eiga.com/movie/55153/>
「マイティ・ソー」作品情報
<http://eiga.com/movie/54259/>
今のうちに復習。
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