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誰もが顔の見えない「名無し」からの誹謗中傷の被害者になる!?

何もしていないのに、知らない所で殺人犯にされた芸人がいた!

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 まったく自分の知らないネット世界で、身に覚えのない事件の犯人にされていたとしたら……。

 日常的にインターネットを利用しているなら、まだしもログインどころか、インターネットそのものを使った事が無い人が、いわれの無い容疑をかけられ、誰もが閲覧できる場所にそれを書かれた結果、顔どころか、名前さえもわからない人たちから罵詈雑言を浴びせられる。

 そんな現代の犯罪の最たるケースを下記綴ったドキュメント本がリリースされた。

『突然、僕は殺人犯にされた』

 執筆したのはお笑い芸人のスマリーキクチさん。

 スマイリーキクチさんが、1988年に足立区で起きたある殺人事件の犯人であるとネット上で中傷されはじめたのは1999年。この頃のPCというと富士通のFM TOWNSというデスクトップPCにCD-ROMドライブがやっと搭載された時期で、携帯もi-modeがスタートした年。ネット検索という言葉すら一般的ではなかった時代だ。

 実はその年の5月に、現在では有名な「2ちゃんねる」という掲示板サイトが開設されており、なにか運命じみたものを感じさせる。

 そんなネット黎明期の時代から誹謗中傷を受けていたスマイリーキクチさん。

 所属事務所の掲示板や様々な掲示板やサイトで、殺人犯(もしくは関与した人物)だと決めつけられ、名前を名乗らない人たちから、「スマイリー鬼畜は殺します」「生きる資格がねぇ、レイプ犯、早く死ね」「犯罪者に人権はない」「人殺しは即刻死刑せよ」などといった誹謗中傷、脅迫の書き込みを多数されていた。

 まったく身に覚えのないデマを流され続けたスマイリーキクチさんは、その誹謗中傷が始まった初期段階で警察に届け出ているのだが、その時は、まだネット犯罪が一般的でなく、警察サイドの危機感はまだ圧倒的に無い状態。

 そしていくつかの警察署を巡り、事件に対して真剣に対応してくれた警察官もいたが、この時の状態では、満足な対応も期待できるわけもなく、無力感を感じながら泣き寝入り。

 しかしその後も10年近くもの間、執拗に誹謗中傷は続く……。

●本の詳細はココで!!

 その後もキクチさんは大量な資料を用意して、何度も警察へも足を運ぶものの、警察サイドのネット犯罪の認識の低さと、繰り返される妥協案の提示に、くじけそうになりながら、それでも前向きに立ち向かっていく。

 この本の巻末には「ネット中傷被害に遭った場合の対策マニュアル」も掲載されているのだが、実際に経験した事柄をふまえて書いたマニュアルだけに、非常に細かい部分まで配慮してある。このマニュアルを見ていると、ネットでの誹謗中傷する事への、キクチさんの強い嫌悪の思いが伝わってくる。

 ネットでの誹謗中傷に対して、どのように立ち向かうのか?

 そして顔の見えない加害者に負けないためにはどうしたら良いのか?

 インターネットが普及した今、一歩間違えれば自分がその犠牲者にも加害者にもなる可能性があるネット上のさまざまな問題。この本はネット社会への警鐘となっているのかもしれない。

●出版記念生放送決定!

「梶原放送局」開局記念番組
梶原しげる×スマイリーキクチ「突然、僕は殺人犯にされた」対談(仮)

■放送時間
4月23日(土) 22:00~23:30 

■放送
ニコニコ生放送「バンブーチャンネル」(竹書房運営チャンネル)
http://ch.nicovideo.jp/channel/ch893

■内容
アナウンサー梶原しげると当時のスタッフが、今こそ「本気でDONDON」のような番組が必要だと、「梶原放送局」というネット番組を立ち上げる!
その記念すべき1回目のゲストに、スマイリーキクチが登場。初回はニコニコ生放送(バンブーチャンネル)とユーストリーム(梶原放送局)でのW配信でお届けします!

突然、僕は殺人犯にされた  ~ネット中傷被害を受けた10年間
単行本: 284ページ
出版社: 竹書房 (2011/3/22)
発売日: 2011/3/22

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最終更新:2011/04/14 14:33
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