決定しているだけで4本も……「はやぶさ」効果で宇宙映画ブームが来る!?
#映画 #宇宙
「今年から来年にかけて、まれに見る”宇宙映画ブーム”になりそうですよ。現在、公開が決定している作品だけでも4本あります。これも『はやぶさ』効果といっていいでしょうね」(映画関係者)
「はやぶさ」は、2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機で、イオンエンジンの実証試験を行いながら05年夏にアポロ群の小惑星イトカワに到達。その表面を詳しく観測して、昨年6月に”帰国”した。
「まず東映が、プロジェクトチームの実話をもとに『小惑星探査機はやぶさ―遥かかなる帰還―(仮題)』の制作を発表しました。最新のVFX技術で『はやぶさ』が見た宇宙の再現に挑みつつ、プロジェクトチームのメンバーとその家族、プロジェクトを支援する人々の思いを描いたドラマにするそうです。また、松竹は同じ『はやぶさ』を3Dで映画化する『おかえり、はやぶさ(仮)』を発表しています。こちらは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が全面協力しているそうです。そして、第52回科学技術映画祭で文部科学大臣賞受賞を受賞したフルCGドキュメンタリー映画『はやぶさ HAYABUSA―BACK TO THE EARTH―帰還』が今年5月に劇場公開。さらに、小栗旬と岡田将生の主演で人気コミック『宇宙兄弟』の実写化もあります」(広告代理店関係者)
ドキュメンタリー以外の3作品は、すべて来春の公開予定だという。気になる制作陣は、松竹版が『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ(07~08)、『鴨川ホルモー』(09)の本木克英監督&『電車男』(05)の金子ありさ脚本で、ストーリー重視の方向性だという。
「東映は、どうやら堤幸彦監督で落ち着きそうですね。最新のVFXを使うことになるので、スケールの大きな作品になるでしょう。松竹と東映の全面戦争ですよ」(前同)
ちなみに『宇宙兄弟』の監督は、『ひゃくはち』(08)で映画業界から大絶賛を受けた森義隆。こちらも期待したいところだ。
残念です。
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