北京金の格闘家・石井慧が1年もたずにスピード離婚 業界も斜陽で絶体絶命か……
#格闘技
北京五輪・柔道金メダリストのプロ格闘家、石井慧が離婚していたことが分かった。
石井は昨年4月、都内の私立大2年生で19歳だった美香さんと入籍。その3カ月前にハワイで知り合って石井が一目ぼれした、電撃スピード婚だった。
それから1年にも満たない離婚劇、一体何があったのだろうか。石井と親しい格闘技関係者によると「結婚当初から、石井が奥さんへの不満を漏らしていた」という。
「石井は練習の虫ですから、国内外を問わず、あちこち渡り歩いては練習に時間を費やしているんですが、それが奥さんには面白くないらしく、もめる原因になっていたみたいです。なぜか奥さんから隠れるように練習場所を決めていました」(同関係者)
神をも恐れぬような言動で知られる石井だが、妻からは逃げ腰だったようで、バラエティー番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に恐妻家のゲストとして登場したこともあった。
浮気を勘繰られたときは「食器を壁にたたきつけられ」、ケンカになったときは「ホットコーヒーをぶっかけられ」、さらに「愛車にジャムの瓶を投げつけられた」と証言。自宅にある3台のクーラーうち2つは、美香さんがリモコンを投げて壊したのだという。「言い合いになるとモノを投げられる」とおびえる石井に対し、電話出演した美香さんが「彼はウソばかりで信用できない」と反論していた。
さすがに視聴者からは石井に同情の声が集まったが、一方で美香さんが通う大学の同級生知人はこんな話もしている。
「恐妻家という企画に協力してくれって石井さんに頼まれて、番組では大げさに演出されたと言ってましたよ。でも、あの番組のせいで彼女は周囲からヒステリックな女と見られてしまって悩んでいる様子でした」
夫婦間のことは他人には分からないが、離婚となれば慰謝料が発生する可能性もある。石井にとっては本業をおろそかかにするわけにはいかないが、近年の格闘技界は右肩下がりで人気凋落する大不況。日本のK-1、DREAMも主催のFEGが経営難で興行自体が行われておらず、大金を稼ぐアテの国内ビッグマッチに出場することは困難な状況だ。
ビッグマウスをたたいて臨んだ一昨年のプロデビュー戦は、吉田秀彦に完敗。昨年は4勝したが、自分より体重の軽い選手や無名外国人など勝って当たり前の相手ばかり。加えて判定決着も多い試合内容も、「つまらない」とのレッテルを張られている。
今年が正念場となる石井は先ごろ、米国の有力団体ストライクフォースと契約。4月2日(現地時間1日)の試合に出場する予定だったが、不運なことに震災の影響による書類の不備などでキャンセルになったと伝えられている。
「今後、出場できても海外ではネームバリューがないのでファイトマネーは格安。よほど強い選手を連覇しない限り、額が上がることはありません。それに海外を主戦場にすれば、日本ではマニアでもない限り観戦する人はいないので、国内での知名度も下がっていきます」(格闘技ライター)
石井の高い才能は誰もが認めるところだけに、結婚も失敗、格闘家転向も失敗……などと言われないような活躍を見せてほしいものだ。
柔道界に戻ったら?
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事