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「松本人志『MHK』は布石だった!?」”お笑い帝国”吉本興業にNHKジャック計画か

macchannkekkon0318.jpg『MHK』の視聴率は散々だったけど、
吉本的には悪くない話だった?

 お笑い王国の吉本興業が、”NHKジャック”を狙っているという情報が、番組制作会社プロデューサーから寄せられた。

「お笑いバブルが弾けはじめており、4月以降、吉本の中堅・若手芸人の民放での露出は減少する。仕事にあぶれた彼らをNHKの番組に入れようと、吉本は水面下でNHKの番組スタッフへ懸命に働きかけています」

 一昨年から昨年にかけて、『エンタの神様!』(日本テレビ系)や『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)など、新人の発掘・育成の意味合いが強かった番組が次々に終了。極めつけに、昨年末で『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)も終了となった。


「これらの番組終了は番組自体の視聴率が落ちたという理由ではあるのですが、そこで育った若手の受け皿がなくなってきたということも関係しているんです。せっかく人気が出ても、吉本側にそれをマネジメントする体制やキャスティングする番組が足りない。この春も『ミリオンダイス』(日本テレビ系)や『天才をつくる! ガリレオ脳研』(テレビ朝日)などが終了します。新番組も始まりますが、芸人の出演枠は確実に減っています。そこで吉本が開拓に必死なのが、NHKなんです」(前出の制作会社プロデューサー)

 その布石となっているのが、昨年10月15、16日に放送されたダウンタウンの松本人志を起用した特別番組だという。

「『松本人志のコントMHK』と『プロフェッショナル仕事の流儀 松本人志スペシャル』が放送されたんですが、ギャラが民放の半分以下であるNHKに松本ほどの大物が出演したのも、吉本が同局とのパイプを強固にしておきたかったから。今頃は、吉本は若手をノーギャラでもいいから出演させてくれと交渉しているはずですよ」(同)

 お笑いに詳しいテレビ関係者も「NHKは全国区だから、ノーギャラで出演させても若手の宣伝になる。知名度を得たところで、地方の営業で稼がせれば十分に元が取れるという寸法ですよ。昔、ギャラが安い演歌歌手が地方営業で稼ぎまくったというのと図式です」と言う。

 さすが、天下の吉本興業、転んでもタダでは起きない。

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最終更新:2018/12/07 19:31
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