AKB48は震災をどう乗り越えたのか? コンサート中止、5億円の義援金開始の行方
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東日本大震災と停電により、コンサートの中止・延期が相次ぎ、改めてエンタテインメントは生活の安定の上に立脚したものだと痛感させられている。そんなエンタメ界で話題を振りまいているAKB48は、今回の震災時、どのように過ごしていたのだろうか? ある週刊誌記者は次のように明かした。
「AKB48と研究生も含めメンバー50人以上が、9日から13日まで海外に撮影に向かい、地震は回避しました。メンバーたちはその被害の甚大さが分からないまま、地震が起こった11日も普段どおりのテンションで絵文字付きなどでブログを更新。そのために、ネット上で話題になり、投稿を削除したメンバーもいます。一方、帰国後事態を掌握したメンバーはそれぞれブログで節電を呼びかけ、その具体的な方法を記しています。以降、ブログは自粛傾向です」
偶然にもメンバーほとんどが参加する海外撮影が行われ、11日の本震を経験しなかったAKB48。だが、12期研究生に仙台出身メンバーがおり、現在も避難所生活を行っているという。そこで、「AKB48プロジェクト義援金」として日本赤十字社を通じて震災のために義援金を募り、秋元康総合プロデューサー、スタッフ、メンバーが合わせて5億円寄付したことが明かされた。そんなAKB48のアイデンティティーは、AKB48劇場でほぼ毎日行っている公演だが、こちらは11日から休演。3月25日~27日に横浜アリーナで計5公演を予定していたコンサートも中止が決定した。
「横浜アリーナの5公演では、グループの新体制を発表する予定でしたが、コンサートの中止によって、その展開の行方に注目です。また、AKB48の劇場公演は過去に最長で休演したのは、07年2月末から3月の間の2週間が最長。当時は、チームB発足前で、全国ツアーと、そのリハーサルによる休演でした。それ以外は、ほぼ毎日公演を続けてきましたが、このまま公演が休止になれば『会いに行けるアイドル』として過去6年の歴史で初の事態となります」(前出の記者)
4月6日発売予定だったアルバム『ここにいたこと』(キングレコード)も発売を延期し、その握手会も中止されたAKB48。一方で、4月11、12日に阪神淡路大震災の復興を祈念して開催されるイベント『アノヒヲワスレナイ神戸2011! スペシャルコンサート』(神戸市・ワールド記念ホール)の11日に出演することが事前に決まっていた。
未曾有の災害と計画停電により、ライブの開催、ブログの表現などに関して、自主規制の方法に傾いている。その一方、ゴールデンタイムのバラエティー番組が復活し、よしもとの都内3劇場の公演が再開するなど平時の状況も取り戻しつつある。こんな時だけに、アイドルという存在には励まされ、希望を抱く人も多いだろう。「会いに行けるアイドル」の今後の展開に注目だ。
元気をちょーだい!
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