小向美奈子容疑者 逃亡ルートの黒幕とテレ朝「偶然、街で見かけた」の怪
#事件 #覚せい剤 #小向美奈子
フィリピン渡航は何が狙いだったのだろうか。
1月21日のフィリピン出国から35日目、150人以上の報道陣が集まった成田空港では、威圧的な態度で自慢のスライム乳を揺らしながら通路を闊歩。小向美奈子の逮捕劇は「ハミ乳帰国」とも報じられた。
小向容疑者の逮捕容疑は、昨年5月に都内ホテルで、イラン人を含む密売グループから覚醒剤約0.9グラムを4万円で購入した疑いだが、本人は逮捕状を示されても「知りません」と否認。27日、東京地検に送検されている。
「目を見開いた強気の態度は変わっていませんね。憔悴なんて感じは全くなかった」とは警察関係者。一部報道では取り調べに涙したとも伝えられていたが、現在は動揺の色もないとのことだ。
「あの様子では背後関係について、どこまで吐くかどうか……」
同関係者は、麻薬密売グループの解明を担当しており、小向容疑者が彼らについて何らかの事情を知っているものとして話を引き出したい構えを見せている。
背後関係と言えば、小向容疑者のフィリピンでの逃避生活については、現地で手引きした者がいるともっぱらだ。滞在中の姿を電撃スクープしたのはテレビ朝日系『スーパーJチャンネル』だが、同番組の関係者は小向のキャッチを「偶然、街で見かけた」としている。しかし、これには「小向側と同意して撮影したものではないか」と疑問を持つ報道関係者は少なくない。
「マニラ首都圏は東京23区と同じぐらいの広さ。800万人も雑多に入り乱れる中で、偶然見かけたなんてありえない。誰かが交渉の窓口として存在していたはず」(別のテレビ局関係者)
これまで小向と同行しているのが見かけられたのは若い日本人男性ひとりだが、他にも取り巻きがいたというのだろうか。ある週刊誌記者は小向が2度足を運んだポールダンサー養成学校の関係者から話を聞いている。
「他に小向が日本人と接触している話はなかったのですが、現地で親しくしていたフィリピン人女性には、長期滞在できるマンションに住む予定があると漏らしていたそうです。金には不自由していないらしく、家賃のことよりセキュリティのことばかりを気にしていたとも聞きました」(同記者)
そこで判明したのがマニラの驚くべきマンション事情だ。首都圏となるメトロマニラには、何らかの事情で身を隠す者をターゲットにした高級マンションがあるというのだ。マニラ在住の日本人実業家が明かす。
「ここ数年でマニラにはたくさんのタワー型マンションが建てられたのですが、不況で思うように売れず、中には逃亡者用に作り替えて売る隠れ家マンションが登場しています。入り口を外から見えないように作り変えているのが特徴で、出入りのセキュリティも厳重。通常のマンションよりは家賃が3~4割ほど高いですが、マフィアが介在して入居者の身元を外に明かさない工夫もされているんです」
ただ、こうしたマンションに入居するには一般の不動産屋が窓口になっておらず、”裏ルート”との接触が必要になるという。逃亡中にもかかわらず、一部メディアの取材を受ける不自然な様子があった小向容疑者は、見えざるバックアップを受けていたのかもしれない。帰国時の物怖じしない態度もそのせいだったのか。
今後の焦点は麻薬を購入した証拠をどこまで提示できるかだが、小向容疑者の渡航についてはいまだ多くの謎が残されたままだ。
ある意味。
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