「日本人+オタク」で出会い放題!? Facebookは最強のナンパツールだった!?
#ネット #Facebook #出会い系サイト
映画『ソーシャル・ネットワーク』の効果もあって、注目を集めているSNSサイト・Facebook。
先頃のチュニジアの動乱では、Twitterと共に民衆蜂起の呼びかけに活用されたとも言われているソーシャルメディアだ。
今年に入ってから「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社)や「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)が特集を組むなど、ビジネス活用としても注目を集めている。
だが、重要なのは、男女の出会いに利用できるかというところ。mixiを初期から使っていた人は記憶しているかも知れないが、初期のmixiは入れ食い状態だった。
日記にちょっとコメントしただけで、マイミク申請はどんどん受けてくれるし、オフ会も盛んに開かれて、当時は最強の出会いツールだったと言ってよい。
では、Facebookはかつてのmixiのように使えるのか? 結論から言えば、使える。それも、国内に限らない世界の男女の出会いに使えるのだ。なにしろ、mixiが国内のみで2,000万人程度(昨年4月時点)なのに対して、Facebookは国内ユーザーこそ300万人程度(今年1月時点)と言われているが、世界で利用者は5億人を超えているのである。
いったい、どうすれば出会いツールとして活用できるのか。基本的な利用方法は専門のサイトに任せておいて、キモの部分を解説しよう。
出会いのターゲットは、日本文化に興味のある非英語圏の国の男女だ。なぜかというと、こちらの英語能力が低くても問題にならないから。フランス人やイタリア人も英語は理解できるが、さほどレベルは高くない。日本の中学生と同程度といってよいだろう。なので、こちらが翻訳サイトを使いながら作った英文でも、違和感なく受け入れてくれるからだ。
そうした国の人々が興味を持っている日本文化とは、歌舞伎とか芸者ではなくOTAKUとAnimeである。検索すれば、関連するグループ(mixiのコミュニティに相当)が、どんどん出てくる。特にヨーロッパ圏の人々はプロフ写真に自分のスナップを平気でアップしているので、顔写真を確認しながら手当たり次第に友達リクエストを送信すればいい。
あとは「私は日本人でオタクである」とアピールするだけで、放っておいても興味を持って食い付いてくる。「ウチから秋葉原まで電車で30分くらいかな」と言っただけで尊敬されるんだから、スゴイ!
というわけで「日本人」「オタク」の二つのキーワードだけで、興味を持ってもらえる可能性が高い。そこから関係を深める手段として有効なのが、チャット機能。デフォルトでログインしている相手を「チャット可能なユーザー」として表示してくれるんだから、Facebook自体が、出会いをサポートしているとしか思えない。
先に記したように、翻訳サイトを使えば会話は問題なくできるのだが、けっこう高い確率で「skypeかMSNで話さない?」と誘われることも。というわけで、語学力があるに越したことはない。
使い方は以上のように簡単なんだが、Facebookが優れているのは、mixiのように、特定されないように話をごまかしたりすることが皆無だから、生の感覚が伝わってきて「絶対に出会うぞ!」とやる気が出てくるのがポイントだ。
なにせ、ハイティーンの女性が平気で「バカンスに行ってきたよ!」と友達と一緒に水着の写真をアップしていたりするんだから。
相手が海外なので容易に会うことができないが、いざ出会えるとなれば距離なんて関係ないハズ。Facebookが成し遂げたムーブメントは、民衆革命なんかじゃない。性欲による国境突破だ!?
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