「会ってくれない」も嘘!? 無罪主張の押尾学被告 いまだ遺族へ謝罪せず
#押尾学 #本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」 #本多圭
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
元俳優・押尾学被告の控訴審が3月22日に決定しているが、いまだに押尾被告は被害者である故・田中香織さんの墓参りどころか、遺族への説明、謝罪も行っていないことが、遺族に近い関係者への取材で明らかになった。
昨年9月、押尾被告は田中さんに対する保護責任者遺棄罪で懲役2年6月の実刑判決を受け、1,000万円の保釈金を積んで10月に保釈された。保釈前に押尾被告は弁護士を通じて、保釈されたら田中さんの遺族に説明と謝罪、そして、田中さんの墓参りをしたいと語っていた。
その後、約1カ月が経過。写真誌「フライデー」(講談社)が押尾被告の姿をとらえて、直撃インタビューした際に「会って、謝罪したい気持ちがあるし、道義的にね。でも、弁護士を通じて何度も言っているけど、向こうが会ってくれないのよ。なぜだか分からないけど」とコメントした。
その時、筆者は遺族に近い関係者に即確認したが、押尾被告はもちろんのこと、弁護士からも一切コンタクトがないことが判明。押尾被告が嘘をついているのではないかと、この連載でも報告した。
さらに今年に入って、控訴審の日程が3月22日に決定。今度こそは遺族に連絡を取っているだろうと思って、前述の関係者に確認したが、田中さんの実弟からは「いまだに何の連絡もない」という答えが返ってきたという。
押尾被告は1審の判決を不服として控訴。無罪を主張し、最低でも控訴審で執行猶予を勝ち取りたいというのが本音だと思う。そんな押尾被告に対して、遺族は示談に応じるつもりはないが、押尾被告からしてみれば、たとえ拒絶されても、弁護士を同伴して飛騨高山の実家まで謝罪に出向くのが人の道だ思う。それを平気で「向こうが会ってくれない」と嘘をついたまま。こんな誠意の欠片もない男、心情的には、保護責任者遺棄致死罪を適用せずに、保護責任者遺棄罪のみの判決を出した裁判に改めて納得がいかない。
パフォーマンスがお得意な押尾被告のこと、控訴審間近になったら、んな手を使って世間の同情を買おうとするか分からないだけに、彼の言動には一日たりとも目が離せないのも事実だ。
同時に、昨年末に芸能界を激震させた歌舞伎俳優の市川海老蔵への”殴打事件”の初公判が2月18日から始まる。海老蔵の酒乱もさることながら、事件で浮かび上がった、押尾被告ともリンクする六本木、西麻布の元暴走族を中心にした”闇人脈”。その闇と芸能人との黒い交際の究明も忘れてはならない。
(文=本多圭)
ま・さ・に!
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