逮捕よりもショック!? 本が「サッパリ売れない」酒井法子の不確かな前途
#酒井法子
昨年12月に出版された酒井法子の著書『贖罪』(朝日新聞出版)が「サッパリ売れていない」と、出版元の関係者が肩を落としている。
一昨年、覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受け、その後は介護福祉を勉強中という酒井だが、自著の出版に合わせてテレビインタビューに答えるなど、事実上のタレント活動再開となっていた。
同著は事件についても告白しているが、大半は出生からアイドルとして活躍した舞台裏を書いたもので、脚本家・野島伸司との恋愛話が出てくるなど、告白本のようなタイトルとは中身が異なり、実質、酒井の宣伝とも言える自叙伝だ。
発売直後は通販サイト、アマゾンの「ベストセラーランキング」にも登場していたが、関係者によると、良かったのは最初だけで1月末時点で5万部にも到達せず「目標どころか想定していた数にも達していない」(出版関係者)とお手上げ状態なのだという。
そのため発売2カ月という異例のスピードで電子書籍化が決定。単行本より500円近く安い価格で再セールスをかけている有様だ。話題の犯罪アイドルが商売に結びつかなかったのはなぜか。エンタテインメント経済誌の記者はこう分析する。
「酒井については、しつこいぐらいにテレビのワイドショーで連日、報じられましたから、よほどのファンでもなければ彼女についてこれ以上、知りたいことなんてないんですよ。いかにもタレント活動再開の匂いがするのも売り方として失敗です」
同書については、テレビドラマ化の噂もあったが、あるテレビ関係者は「驚くような新事実がたくさんあるわけでもないのでドラマにするのは無理」と否定的だ。
ただ、当の酒井はタレントとしての復活を諦めていないのか、後見人が各方面に仕事の話を進める動きもあると、芸能関係者が明かす。
「事件のときに後見人として登場した建設会社の会長が、映画監督や写真集のプロデューサーと会っているから、何らかの話はしているんだろうね。ただ、今回の著書の失敗でのりピー人気がないことが明らかになってしまったから、ヌードになるとか、よほどの決意でも見せない限りは難しい」
ある超大物タレントが、ジョークまじりに”小向美奈子に続いてどうか”と知人のストリップ関係者に話を振ったという噂もあるが、仮に酒井が”脱ぐ”決断をしても、介護福祉の道を進むという姿勢との整合性がなければ、むしろイメージダウンで終わる可能性もある。
著書の中で酒井本人は、今後について「人の喜ぶこと、人のためになることを、今後の人生にも見出したい」と綴っているが、現時点では芸能活動の再開が”人の喜ぶこと”とはならなそうだ。
(文=鈴木雅久)
踏んだり蹴ったり。
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