社会人が読んでも刺激される、究極の「就活本」発売！

『なりたい自分になれる就活の極意』
（サイゾー刊）

　この度、サイゾーから刊行された脳機能学者・苫米地英人氏の最新刊は、なんと就活本。これまで数多くの能力開発、コーチング、語学関係などの本を出してきた苫米地氏にして、初の学生向けのリクルート指南書だ。

　なぜ、科学者の苫米地氏が就活本を出したのか？　かつて、三菱地所の人事部に籍を置いていたことがある同氏は「大企業のメンタリティーがよく分かっている」と語り、日本の人事制度は個人の能力を下げるモチベーションが働くことを知り、問題視してきたという。そこで、個人の能力を最大限に生かし、ゴール（成功）を掴むための「手段」として、就活やサラリーマン生活をどう生かすのかという点を本書では詳しく指南してくれている。

　冒頭から「無理に就職するは必要ない」と語られる異端書の圧巻は最終章の企画。三井物産、東京海上日動、電通、フジテレビといった、人気ランキング上位企業の「こんな人材が欲しい」という人事の声を一刀両断。人気企業が抱える奢りと欺瞞を追及している。サイゾーらしい、タブー抜きの就活本だ。

　もちろん、企業の選び方、情報の集め方、自己プロデュースの仕方、面接での必勝法……など、具体的なノウハウも満載。学生だけではなく、企業人として生きている人々に役立つ情報も詰まっている本書。学生も、会社員も、働くことの意味をもう一度問い直す機会として、目を通してはいかがだろうか？

なりたい自分になれる就活の極意 脳機能学者が明かす「自分プロデュース就活術」

著者・苫米地英人／発行・サイゾー／定価1,260円

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