注目は『アンストッパブル』&『あしたのジョー』!? 2011年上半期イチオシ映画大特集
#映画
さて今回は年始企画ということで、お題は「ヒットが期待される、2011年上半期イチオシの映画」。海外での興行成績や批評にも目を配りつつ、注目の7本を紹介したい。(順序は公開予定順)
『アンストッパブル』(1月7日公開)
危険物を満載して暴走した列車を止めるべく、デンゼル・ワシントンとクリス・パイン(『スター・トレック』)演じる機関士コンビが奔走するアクション大作。監督はトニー・スコット。実際の列車暴走事故に基づく迫真の展開に引き込まれる。
『ソーシャル・ネットワーク』(1月15日公開)
世界最大のSNS「Facebook」創設者で、25歳にして世界最年少の億万長者となったマーク・ザッカーバーグの半生を、『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャー監督が映画化。友人を増やすサービスでの大成功の陰に、親友への裏切りがあったという皮肉。現在進行中のサクセスストーリーを題材にし、当事者たちも実名のまま、訴訟問題などスキャンダラスな内容も含め劇映画に仕立てるアメリカ映画の機動力と強気に脱帽。
『GANTZ』(1月29日公開)
奥浩哉の人気SF漫画を実写映画化した2部作の前編。主演は二宮和也と松山ケンイチ。死んだはずの人々が謎の球体に召還され、異形の”星人”との死闘を強いられる。海外の原作ファンも多い本作、アメリカでの先行公開が決定するなど話題性も十分。『SPACE BATTLESHIP ヤマト』に続き、和製SFアクションの大ヒットに期待。
『RED レッド』(1月29日公開)
引退したのに超危険な元CIA工作員4人組の活躍を描くアクション・コメディ。ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンが豪華共演。グラフィックノベルが原作だけあって、マンガチックに笑えてカッコいいアクションが目白押し。
『あしたのジョー』(2月11日公開)
『巨人の星』と並び称される梶原一騎原作の元祖スポ根漫画を、『ピンポン』の曽利文彦監督が実写映画化。主人公の矢吹丈を山下智久、宿敵・力石徹を伊勢谷友介が熱演。少年院送りになった矢吹は、ボクサーの才能を開花させ、力石と運命的な出会いを果たす。実写で蘇る感動の名勝負が、団塊の世代には懐かしく、若い世代には新鮮に映るはず。
『ブラック・スワン』(2011年春公開)
ナタリー・ポートマン主演、ダーレン・アロノフスキー監督(『レスラー』)の心理スリラー。プリマを演じるチャンスをつかんだ一途なバレリーナが、新人の登場により次第に心を病んでいく。6カ月にわたりバレエの猛特訓を積んだポートマンの美しい舞いと、鬼気迫る演技は必見。間違いなく彼女の代表作になるであろう傑作。
『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉』(5月20日公開)
ジョニー・デップ主演の大ヒット海賊アドベンチャーシリーズ第4作。永遠の命をもたらす「生命の泉」をめぐり野望が渦巻く中、海賊ジャック・スパロウが新たな冒険へと旅立つ。ペネロペ・クルスのシリーズ初出演、シリーズ初の3D版上映といった好条件が重なり、過去3作を超える特大ヒットに期待がかかる。
(文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉)
「アンストッパブル」作品情報
<http://eiga.com/movie/55191/>
「ソーシャル・ネットワーク」作品情報
<http://eiga.com/movie/55273/>
「GANTZ」作品情報
<http://eiga.com/movie/54943/>
「RED レッド」作品情報
<http://eiga.com/movie/55798/>
「あしたのジョー」作品情報
<http://eiga.com/movie/55380/>
「ブラック・スワン」作品情報
<http://eiga.com/movie/55751/>
「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」作品情報
<http://eiga.com/movie/54518/>
復習しておく。
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