開かれすぎた皇族をアイドル視する眞子さま、佳子さま報道の是非
#プレミアサイゾー #眞子さま
ま・紀子さまの絆~』
──悠仁さまの生誕により、にわかに注目が集まる秋篠宮一家。だが、それ以前にも、第一、第二女子の眞子さま、佳子さまはその美貌から、一部で高い人気を得ていた──。これまでの皇族女性には見られない彼女たちのそんな魅力を、観相学的、比較文化的、そしてアイドル的に考察してみたい。
秋篠宮文仁親王の第一、第二女子である眞子さまと佳子さまに注目が集まっている。06年に誕生した秋篠宮悠仁親王が愛育病院から退院する際、1800人を超える人々が沿道を埋め尽くすなど、皇室への国民の興味や関心は過去も現在も変わらず高いが、一部の国民による2人の内親王への”敬い方”は、これまでの皇族とは異なっているようだ。
きっかけは、2ちゃんねるや画像掲示板などで、その美貌を評価するスレッドが立ったことだろう。また悠仁さま誕生に前後して、週刊誌でも内親王をめぐる報道は後を絶たず、「週刊文春」(文藝春秋)では、学習院女子中・高等科内で行われた”可愛い&SEXY”がコンセプトの佳子さまのダンス公演写真を掲載している(当特集【3】参照)。このような、「眞子さま佳子さま人気」はなぜ起こったのか? その背景を検証してみたい。
まず、内親王のアイドル視という現象で、最も大きな原動力と考えられるのがルックスだろう。観相学の池袋絵意知氏によると、日本人の顔は大きく分けて2つのタイプが存在するという。「ひとつは目が細く、鼻が低く平坦で、輪郭が丸みのある曲線を描く『弥生顔』。奈良から江戸時代くらいまで美人と言われた顔立ちです。もうひとつは目がパッチリと大きく、彫が深く、輪郭が角ばっている『縄文顔』で、こちらは現代の美人観に当てはまるような顔。これまでの皇族の顔立ちは、いわゆる『弥生顔』が主流でした」
この分類でいえば、眞子さまは弥生顔に近く、佳子さまは縄文顔の系統だという。
「眞子さまの細い目と柔らかな曲線を描く薄めの唇は弥生顔ですが、輪郭はちょっと角張っていて縄文顔っぽい。佳子さまは大きな瞳と厚い唇が縄文顔ですが、女性的な丸みを帯びた輪郭は弥生顔の特徴を表しています。彼女たちのようなタイプは、皇族の歴史を見ても珍しい」(同)
そんな彼女たちの顔が見る人に与える印象について、池袋氏は以下のように語る。
「眞子さまの顔で特筆すべきは、自然に口角が上がっているところ。芸能人でいえば、松嶋菜々子や知花くららが代表的で、人に嫌みを感じさせません。また、愛嬌のあるはやりの”アヒル口”のように見えるのもポイントが高い。一方、佳子さまの顔のパーツは非常に整っていますが、よく見ると目の上側のラインが左右で微妙に違う。一般的な美形の定義は『顔の左右が対称であること』といわれますが、それだとスーパーのチラシに出てくるモデルのように、美しいけれど人の記憶には残りません。左右で微妙にずれていながら、ぱっと見たときにバランスよく映るというのが印象に残る美形であり、綾瀬はるかさんや松山ケンイチさんがこのタイプ。佳子さまも微妙に目のラインが違いながら、その違和感が気にならない顔立ちです」
このように、歴代の皇族女性と比較しても抜きんでたルックスを持つことが人気の原因であることに疑いはないが、そのきっかけはメディアへの露出頻度が高いことに端を発しているのだ。
実は両内親王は、幼い頃から秋篠宮夫妻の公務に幾度となく同行したほか、眞子さまは08年15歳より単独公務に携わるなど、とにかく国民たちの視線に触れる機会が多かった。それは皇室の慣例では、異例のケースだったという。
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