容疑者も出頭目前……!? 海老蔵事件で警察の腰が重い理由とは
#事件 #市川海老蔵
東京・西麻布の飲食店で歌舞伎俳優の市川海老蔵が暴行を受けた事件で海老蔵は謝罪会見を行ったが、逮捕状が出ているにもかかわらず、元暴走族グループのハーフ男の逮捕になかなか至らない。
「11月29日に逮捕状が出た。原則、逮捕状の有効期限は1週間で、その期間に出頭しなければ指名手配に切り替えられ捜査が進められるが、有効期限はあっさり更新され、いまだに逮捕状が出たまま。捜査を担当する警視庁捜査一課は相変わらず『(逮捕状が出た)男の行方が分からない』と繰り返している」(警視庁担当記者)
今回の事件を振り返ってみると、海老蔵が被害届を出したのは自宅から近い目黒署で、本来ならば同署が捜査を担当するはずだが、捜査に乗り出してきたのは殺人・強盗などの凶悪事件の捜査を担当する警視庁捜査一課。同課が担当することによって事件は”スピード解決”となるかと思いきや、解決まで長期化しそうな様相を呈している。
「現在、一課は抱えている大きな事件がなく、マスコミの注目度が高いことから捜査に乗り出した。ところが、実際に捜査してみると、よくある酔っぱらいのケンカで、海老蔵にも非があるような情報が出ている。捜査員たちは『さっさと書類(送検)で終わらせろ』ぐらいの気持ちで、本気になっていない。事件現場となったビルは何度か現場検証が行われているが、他にやることがないので何度も現場に足を運んで仕事をしているようにアピールしている。捜査はほとんど進展していない」(同)
さらに、海老蔵側と、逮捕状が出ている男のグループ側の双方に事情があり、捜査を妨げているというのだ。
「海老蔵が暴行される原因となったのは、グループのリーダー格の男を泥酔させ、非礼な態度を取ったことにハーフ男が激怒した、と言われている。海老蔵は警察の取り調べに対し、リーダー格の男について『初対面だった』としているが、以前から一緒にいるのが何度か目撃されている。ところが、リーダー格の男は海老蔵の何らかの弱みを握っているようで、なかなか話したがらない。ハーフ男とともにリーダー格の男も出頭するようだが、海老蔵はなんとか示談に持って行こうと水面下で交渉を進めているだけに、ますます口が堅くなっている。一方、ハーフ男たちを出頭させるには、警察がグループの周囲の人間と話をつけなければならないが、グループの事情をよく知るのは、グループの”縄張り”である六本木・西麻布を管轄する麻布署。ところが、今回の件で麻布署はまったく動かないからグループとコンタクトをとることが難航している」(週刊誌記者)
ハーフ男たちが出頭するためのキーマンと言われているは「グループが頼っている芸能プロの社長だが、海老蔵サイドの出方をじっくり観察しているので、まだまだ出頭が先になるのでは」(同)というだけに、警察の”重い腰”はなかなか上げづらいようだ。
日本人の6人に1人は酒乱だそうです。
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