実在した”奇妙な高額バイト”の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』
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エイドリアン・ブロディとフォレスト・ウィテカー、2大演技派男優が競演。
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与えられた役割や肩書きは、人間を変えてしまうのか。その答えを日本人は知っている。片岡義男原作『彼のオートバイ、彼女の島』(86)でのデビュー時は爽やかな二枚目俳優だった竹内力だが、Vシネ界の2大ロングセラー『難波金融伝・ミナミの帝王』(92~07)、『JINGI 仁義』(94~)シリーズへの主演を重ね、裏社会の似合う貫禄たっぷりの怪優へと変貌を遂げた。与えられた役と彼自身の資質が融合し、それまでの体型や身にまとう雰囲気まで変えていった。”Vシネの帝王”の称号を冠する竹内力は、もはやノーマルな役を演じることはない。与えられた役が役を演じる人間を変えてしまった顕著なケースだろう。
1971年の米国では、実際にこの種のテーマを扱った臨床実験が行なわれた。心理学者フィリップ・ジンバルドー博士は”特殊な肩書きや地位を与えらえた人間は、本来の人格に関わりなく役割に合わせて変わっていく”ことを証明しようとした。心理学史上に悪名を残す「スタンフォード監獄実験」である。新聞広告などで集めた健常者21人を看守役、囚人役に分け、模擬刑務所で14日間を過ごすというもの。看守役が囚人役に暴力を振るうことは禁止されていたが、看守役は誰から指示を受けるでもなく自分たちで考えた罰則を囚人役に与え始めるなど、役割による人格変容が急激に進行。精神錯乱に陥る脱落者も現われ、実験はわずか6日間で中止。被験者の中には後遺症を残す者もおり、ジンバルドー博士はバッシングを浴びた。実際に行なわれたこの心理実験を映画化したのがドイツ映画『es[エス]』(01)であり、『エクスペリメント』はそのハリウッドリメイクとなる。
たちは囚人役と看守役を演じることに素直に従う。
囚人役は名前ではなく番号で呼ばれる。
介護施設で働いているトラヴィス(エイドリアン・ブロディ)は、暴力を嫌う平和主義者。反戦デモで知り合った恋人ベイ(マギー・グレイス)からインド旅行に誘われるが、介護施設をクビになったばかりのトラヴィスはお金がない。そんなとき、目に入ったのが一件の求人広告。14日間の心理実験に参加すれば、日給1,000ドルがもらえるという高額バイトだ。「極めて安全な場所で行なわれ、危険はなし。ただし人権を侵害する可能性がある」という説明を受けて安心したトラヴィスの他、スーツ姿で参加した知的で温厚そうな紳士・バリス(フォレスト・ウティカー)ら24人の男性が選ばれる。実験とは24人を看守側と囚人側に分け、模擬刑務所で24時間をそれぞれの役割で過ごすというもの。監視カメラが実験の様子をチェックしており、暴力行為が行なわれれば赤いランプが点滅し、実験は即刻中止となる。
初日こそは被験者同士でふざけ合っていたが、14日間の高額バイトを勤め終えるため、看守側と囚人側に見えない境界線がたちまちでき上がっていく。2日目にトラヴィスが「食事がまずい」と文句を付けたところ、看守側はトラヴィスを実験を妨げる危険分子と見なすように。トラヴィス迫害の先頭に立ったのは、看守側のリーダー格となったバリス。囚人側を服従させるため、中心人物であるトラヴィスのプライドをずたずたにすることを発案する。そして実験中止の赤いランプが点滅しないことから、バリスたちの行動はますますエスカレート。実験を続行させる、という大義名分のため、看守側はついに一線を越えてしまう。
オリジナル版『es』は日本人になじみの少ないドイツ人キャストだったため、セミドキュメンタリーを見ているような緊迫感があった。ハリウッドリメイクである本作は、大ヒットドラマ『プリズン・ブレイク』で監獄ものをお手のものとしているポール・シェアリングが脚本・監督。主演はエイドリアン・ブロディとフォレスト・ウティカー。『戦場のピアニスト』(02)でナチスに迫害されるユダヤ系ポーランド人を熱演したブロディが長髪の平和主義者、『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)でウガンダの”食人大統領”アミンを怪演したフォレスト・ウティカーが自分の内なる暴力性に目覚めていく看守役、という分かりやすい配役となっている。模擬刑務所内でふたりが衝突する場面はアドリブが多用され、2大オスカー男優の演技力に負うところが大きかったようだ。日常生活で溜め込んだ不満が実験がきっかけで爆発してしまうバリス、自分の中の暴力性を理性で必死に押し止めようとするトラヴィス。人間の心の中の理性と狂気のせめぎ合いをふたりが対照的に演じているところが本作の見どころ。
ブロディ)は、実験を妨げる妨害要因として看守側から
敵視されていく。
もうひとつ、『es』と大きく違っているのが、模擬刑務所に配された赤いランプの存在。『es』では研究者が監視カメラで常に被験者たちの行動をチェックしている姿が映し出されていたが、本作の研究者は実験を始める前の説明時に現われただけ。その後は姿を見せず、後はただ赤いランプが冷たく光っているのみ。バリスたちは赤いランプが点滅しないことから、自分たちの威圧行為は許容範囲内と正当化し、本当に自分たちが権力を持ったかのように振る舞い始める。一方のトラヴィスたちは看守側の異常さを監視カメラに向かって訴えるが、赤いランプは黙ったまま。いわば、この赤いランプは人間社会に審判を下す”神さま”の代用品だ。自分たちの行動に過ちがあれば”神さま”が止めてくれるはずと看守側は解釈し、囚人側はなぜ”神さま”は無力な自分たちを救済しようとしないのかと”神さま”の無慈悲をなじる。本当に赤いランプは機能しているのか、赤いランプが点滅することはあるのか? 赤いランプが静かに見つめる模擬刑務所の中で、被験者たちのそれぞれの混乱は深まっていく。
同じく実在した心理実験を題材にしたのが、ドイツ映画『THE WAVE ウェイヴ』(08)。こちらは1969年に米国カリフォルニア州の高校で行なわれた実習内容がベースとなっている。”ファシズム”についての授業中に、生徒から「どうして当時のドイツ人はファシズムを受け入れたのか」「反対する人はいなかったのか」という疑問が投げ掛けられた。なら、1週間限定でファシズムがどういうものかクラス内で体験授業をやってみようということになる。まず教師を指導者として敬称で呼び、発言する際は背筋を延ばした姿勢で起立し、短い言葉で明確に話すなどの規律が設けられる。効果はてきめんで、それまでのダラリとした教室のムードが改まり、生徒たちはクラスにやる気と団結力が生まれていく過程に恍惚感を覚えていく。やがて生徒たちは制服や旗印の導入など新しい規律を自発的に考え出し、制服に反対する少数派の生徒を弾圧するようになっていく。『es』『エクスペリメント』と同様に、社会で暮らす人間がいかに環境やルールによって内面まで左右されてしまうかに言及した注目作なのだ。
古典的ホラー映画『フランケンシュタイン』(1910)の時代から、映画と実験は結びつきの深い関係にある。それは映画製作そのものが、俳優たちにそれぞれ役名という名の仮面を与えた上で、協調、調和、競争、対立、嫉妬、疑似恋愛……といった化学反応を人為的に引き起こしている実験ショーだからだろう。『インシテミル』のように化学反応が起きないまま終わってしまう作品や『恐怖』のように実験の成果が観客にうまく伝わらない作品のほうが多いわけだが、共演がきっかけで恋愛、結婚にまで発展したケースなどは実験の副産物のひとつではないだろうか。今年の日本映画を振り返ってみると、実験に果敢に挑んで見事に成果を収めた作品は、中島哲也監督の『告白』、若松孝二監督の『キャタピラー』、石井裕也監督の『川の底からこんにちは』、小野さやか監督のドキュメンタリー映画『アヒルの子』、年明けの公開となるが園子温監督の『冷たい熱帯魚』など、かなり数が限られるはずだ。
俳優たちが高額の報酬を手にしているのは、本来は彼らがリスクを負う実験の被験者だからなのかもしれない。
(文=長野辰次)
『エクスペリメント』
監督・脚本/ポール・シュアリング 出演/エイドリアン・ブロディ、フォレスト・ウティカー、キャム・ギガンデット、クリフトン・コリンズ・Jr.、マギー・グレイス 配給/日活 +R15 12月4日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー <http://www.experimentmovie.com>
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