「核心部分はバッサリ」大モメの酒井法子”告白本”は単なるイメージアップ作戦か
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薬物事件で有罪判決を受けた酒井法子が、著書『贖罪』(朝日新聞出版)を12月3日に出版する。
朝日新聞出版の広告によると、「事件や薬物、家族や仕事も含め、のりピー誕生から転落までの全軌跡が克明につづられた待望の書」(原文ママ)というが、ある出版関係者によると「内容をめぐってギリギリまでモメていた」という。
「世間が一番知りたがっている核心部分を入れることを、酒井側が拒否したというんです。もともと出版社側は薬物事件の部分のみを扱った”告白本”にしたがっていたのが、酒井側の意向で”自叙伝”になり、あげく出版直前になって重要なところがカットされたらしいです」(同関係者)
朝日新聞出版に問い合わせたところ同書は全8章、200ページ以上で構成されており、うち2章で薬物に関する告白がされているという。逆に言えば、残りは10代の頃から芸能界で過ごしてきた半生記ということになるが、肝心の2章で削られた部分はどんなものなのだろうか。
「薬物を止められなかったことや、おかげで最悪の状況に陥ってしまったという後悔などの話はありますが、あくまで裁判で罪に問われ、表になった部分のみにとどめているそうで、もっと深い闇の背景は明かされないままでしょう」(前出関係者)
酒井は、薬物は夫から受け取ったとしているが、スポーツ紙などでは酒井に直接薬物を売り渡したという売人の存在も報じられた。結局裁判ではこの部分は明らかにされなかったが、告白本においても入手ルートを含めた薬物人脈との交遊は隠されたままになっているということか。
「彼女が薬物セックスにハマっていたという話もたくさん聞こえていたわけですが、そういう生々しいところも書かれてはいないそうです」(同)
それではまるで酒井のイメージアップを狙っているようにも見える。罪を償うという意味の『贖罪』がタイトルとなっている同書だが、ある芸能リポーターも「要するに犯罪歴で金儲けをするということ。芸能活動復帰への第一歩にしか見えない」と厳しい見方をしている。
「ある薬物対策機関が薬物使用への警鐘を鳴らす小冊子に、彼女の協力を申し入れたら、断られたそうだ。今回の出版は過去の栄光の話が大半なわけだし、薬物の怖さを伝えるための告白というわけでもない。単なる”のりピー再売り出し”ってことだろう」(同リポーター)
一説には、今回の自叙伝を基にした酒井のドキュメンタリードラマの企画があるという。介護の仕事に就くと話していた酒井だが、この様子だと施行猶予が明けるころを狙った再デビューも既定路線か。
もっとも、酒井には逮捕による影響で生じた莫大な損害を支払わなければならない事情もささやかれる。印税収入で迷惑をかけた各所に弁済するという意味では、『贖罪』といえるかもしれないが……。
(文=鈴木雅久)
そう簡単にいくかしらん。
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