ガルネクもついに落選! NHK『紅白』エイベックスの衰退と躍進したアノ事務所
#音楽 #エイベックス #紅白 #アミューズ
NHK紅白歌合戦の出演者の顔触れが24日に発表され、各プロダクション・レコード会社別の出演者数が話題を呼んでいる。放映時間の短縮により前年よりも6組少ない44組が出演するが、その中でもジャニーズと並んで、前年と同じ4つの出演枠を確保したのがアミューズだ。
「福山雅治、Perfumeは順当ですが、ポルノグラフィティ、flumpoolの出場は一種のバーターですね。ポルノグラフィティには往時の勢いはないし、flumpoolに至ってはまだ本格ブレイク前で、お茶の間の認知度は低い。それでも、紅白制作側がアミューズを厚遇したのは、来年の大河主役を務める上野樹里の所属事務所であることに加え、サザンの桑田佳祐にいずれ紅白に出てもらうための”事前接待”の意味合いがあるのです」(NHK関係者)
いまや大物俳優や人気女優を多数抱え、わが世の春を謳歌しているようにも見えるアミューズ。音楽業界でもその勢いは増しており、前述のflumpool、森進一の子息がボーカルを務めるONE OK ROCKなどをサザン並の人気バンドにすると鼻息も荒いようだ。
「両者ともに日本武道館公演を行うなど、ライブでの実績を積み上げています。それと同時に大型タイアップを仕込み、メディア上で話題づくりも行っていく。これはサザンやポルノグラフィティのやり方を踏襲したもので、他の弱小事務所にはできない売り出し方ですね。ただし、現時点では超人気バンドというわけでもないのに、掲載写真の事前チェックがやたら厳しいなど、早くも大物然としたメディア対応も見られます」(音楽雑誌関係者)
他方で、紅白で5枠(前年より1枠減)を確保したものの、苦戦ぶりが伝えられるのがエイベックスだ。
「昨年まで2年連続で出演していたGIRL NEXT DOORがついに落選しました。今年もエイベックスは猛プッシュしたものの、NHK側がCDセールスの不振などを理由に難色を示し、代わりにAAAの初出演で手を打ったようです。どう演出しても視聴率が上がらないGIRL NEXT DOORとは違い、AAAの場合は楽曲提供者の小室哲哉をサプライズで出すなどの”奥の手”がありますから。今年は倖田來未も当落上でしたし、来年のエイベックスはさらに1枠減るかもしれませんね」(前出のNHK関係者)
CDセールスの不振が続く中、生き残りをかけた戦いが続く音楽業界。レーベルを設立して音楽配信なども積極的に行うアミューズが、レコード業界の雄エイベックスを追い抜く日も近いのか。
(文=柴田勇気)
もう過去のヒト?
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