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宍戸留美×小明×Voice Artist【声優 on FINDER!】vol.07

「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート

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 元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の7回目です! 今回は”宍戸留美の妹オーディション”で見事妹の座を勝ち取った蝦名恵ちゃんです!

――ちくしょう! お前が来るまではその立ち位置は私のものだったのに(なぜか敵意むき出しで)。……あ、なんでもないです、こっちの話です。ルンルンの妹オーディション優勝、おめでとうございます!

 ありがとうございます(笑)。

――あのオーディションからまだ3カ月しか経ってないんですね、何か変わりましたか?

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 うーん、どうだろう。舞台を見に行く機会が増えたりしたので、とても勉強になってます。あとは、まだあんまり変わったことはないです。

――まだ学生さんですしね。女子大生、電車の中とかテレビで一方的に見ることはあっても、会話してもらうのって久しぶりだ……! ちなみに、数ある中からどうしてこのオーディションに?

 最初は”何かを表現できること”がしたいと思って、いろいろな事務所に履歴書を出したりしてたんですけど、途中でダメだったりが続いてたので……。そこにたまたま『De☆View』のサイトで宍戸留美さんのオーディションを見つけて、その応募コンセプトが「なんでもいいです」みたいなかんじだったので(笑)。

――「表現したい人集まれ! 年齢制限なし! 男でもいいよ!」みたいなノリでしたもんね。

 それがすごく良いなあと思って、軽い気持ちで受けてみました。

――前回この連載に出ていただいた江里夏さんも受けていたし、強豪揃いのオーディションでしたね~。

 びっくりしました。控室に入ったときに、みんな「おはようございます!」って言ってて、すごい、なんか、もう……。

――芸能界は昼でも夜でも「おはようございます!」なんですけど、そんなルール教えてもらわなきゃわからないですよね。

 いっぱいいっぱいになっちゃって、どうしたらいいかわからなくて、ずっとひとりで下向いてました……。

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――初々しい! 無事グランプリになって、これからどういう方面で活動したいですか?

 私は映画が好きなので、映画に出たいなって。あと、やっぱり声を使う仕事もできたらいいなって思ってます。大学も、最初はお芝居がやりたくて入ったんですけど、いろいろ学んでいくうちに舞台よりも映像のほうが好きだなって。

――どんな映画が好きなんですか?

 一番好きなのは『奇跡のシンフォニー』かなぁ。あの、ものすごい有名なアメリカの子役が出てる……。

――マコーレー・カルキンですか?

 違います! あ、フレディ・ハイモア! その子は物心付いた頃から孤児院で暮らしているんだけど、もともと音楽の才能があって、音楽を通して両親を見つけていく話なんです。

――そういえば前に宍戸さんと3人で撮影ついでにカラオケに行ったときもミュージカルの『アニー』を歌ってましたけど、あれも孤児院の話ですね。

 オーディションの時に歌った『オリバー』も孤児院の話の歌です。

――……孤児院になにか思い入れが? もしやすごく重い過去を背負っているとか……?

蝦 そんなことはないんですけど(笑)。

――ちなみに幼少期はどんなお子さんだったんですか?

 活発で、男女関係なく遊んでいる感じでした。あと、習い事をたくさんしていて、ピアノと習字と英会話と、書道、水泳、エレクトーンとかもやらせてもらいました。

――わあ、お金持ちの子だ!

 全然そんなことない(笑)!

――今はダンスもやってるし、バトンも回せるんですよね。宍戸さんも昔バトンを回しながら歌ってたし、私も昔やってましたよ! 同じだっ! バトンって綺麗だけど少しのズレも許されないし、練習で腕がボコボコになりますよね。けっこう本格的に習ってたんですか?

 バトンの大会に出る選抜チームのひとりだったんですけど、トスの高さ合わせたりするのも合わなかったり、大変ですよね。

――そう、そう! 私、よくひとりだけ落として「あ~あ」って顔もされてました。蝦名さんも落としてましたか?

 しょっちゅうは落とさないですけど、難しいですよね。スリースピンとか、イリュージョンとか。

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――知らない技の名前ばかりだ。イリュージョン? 引田天功さん? 

 バトンを投げて2周まわって取ったり、投げて足を半回転させたりする技で……。

――何それ、体の仕組みがもうわからない! 私とはレベルが違ったようです! そういったダンスとかお芝居を通じて、一番表現したいことは何ですか?

 表現したいことは、その時によってちがうと思うんですけど、その時思っていることとか、その時に伝えたいことを伝えられたらいいなぁ。やっぱり、演じることは続けたい。

――宍戸さんは今後”姉”として、彼女をどうしていきたいですか?

 映画とかも出てもらいたいけど、必要なシーンで脱いでいる人をどう思う? 無駄なところで脱いでいる人とかもたくさんいるけど、必要なシーンだったら?

 えー……まだわからないです……どうなんですかね……(消え入りそうに)。

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 すごくスタイルがいいから、求められると思うんだよね。

 えーと……信頼できる環境だったら……うーん……?

――でも、足が長いし、胸に私にはついてない山脈がついてますし、例えば、グラビアとかはどうですか? 

 うーん……ビキニを、着たことないんですよ……。

――えっ! いまどきの娘さんがビキニ着たことないって!! 

 歌舞伎町も行ったことなかったんだよ。

――じゃあ、一気に耐性をつけるために、歌舞伎町のギラギラガールズ(女の子がビキニで踊りまくるガールズバー)で働いてみるっていうのは……? 

 ……(澄んだ瞳で)?

――なんでもないです! 宍戸さん、この汚れを知らない妹を今後どう料理しますか?

 ひとまず来月ある声優のオーディションを受けてもらって、いろんなところにガンガン入れ込んでいこうと思うよ!

――頼もしい! 蝦名さん、頑張ってくださいね! 今日はすみませんでした!

 はい、ありがとうございました(笑)。
(撮影=宍戸留美/取材・構成=小明)

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●えびな・めぐみ
東京都出身20歳短大生
『2010年☆宍戸留美☆妹オーディション』グランプリ受賞
趣味:絵を描くこと、映画鑑賞
ブログ
http://gree.jp/ebina_megumi/blog
ツイッター
http://twtr.jp/user/Meguml/
お仕事ご依頼お問合せは下記アドレスまで。
sundaliru@rumi-shishido.com

●ししど・るみ
1973年福岡生まれ。今年デビュー20周年! 先日のドイツでのライブも大盛況でした!!
★映画「死刑台のエレベーター」
サントラがポニーキャニオンより発売中!!

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待望のニュー・アルバムは12月12日午前0時より配信で発売予定。こちらも【Majix】完全独占、宍戸留美の新曲が買えるのはココだけです!
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★宍戸留美「宍戸留美コンサート2010」
2010年12月12日(日) 下北沢 GARDEN
開演 17:00 / 開場16:00
前売¥4,0001ドリンク代込・自由・整理番号付・税込)
■お問合せ 0570-00-3337 サンライズプロモーション東京
■チケット発売日 9月26日(日)午前10
時発売開始
■チケット発売所
・チケットぴあ
0570-02-9999(音声対応/Pコード)
http://t.pia.jp
・ローソンチケット
0570-084-003(Lコード)
0570-000-777(音声対応)
http://l-tike.com
・イープラス
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詳細は公式HPまで
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●あかり
1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。
ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中

アイドル墜落日記

小明ちゃんは芸歴9年目です!

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最終更新:2019/11/07 19:10
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