「もう3列目が定位置なんて言わせない!」SKE48中西優香・平松可奈子が語る初の選抜入りへの思いとは?
#SKE48 #プレミアサイゾー #中西優香 #平松可奈子
2ndシングル「青空片想い」、3rdシングル「ごめんね、SUMMER」と、2作立て続けにオリコン初登場3位を記録したノリにノッてるアイドルグループ・SKE48が、11月17日に4thシングル「1!2!3!4! ヨロシク!」(すべて日本クラウン)をリリースする。その選抜メンバー 16名の中に、本誌で連載中の「SKE48の大人のための二次元講座」のレギュラーメンバーであるチームSの中西優香と平松可奈子、チームKIIの古川愛李の3人が見事初の選抜入り! 中西と平松は1stシングル「強き者よ」(ランティス)に参加しているものの、同曲にはチームS全員が参加しているため、純粋な選抜は3人とも本作が初めてとなる。その喜びや今後の目標など、中西と平松の両名に伺ってみた。
今回初の16人選抜!
──まずは初選抜入り、おめでとうございます! 選抜発表はどのようにして行われたんですか?
中西優香(以下、中西) 「青空片想い」と「ごめんね、SUMMER」には、特典映像として選抜発表されるシーンを収録した「選抜発表ドキュメント」なるものが付いているんですが……まさにあの通りです。あれ、ヤラセではなくガチなんですよ。今回も10月中旬頃に4期生を含めた全メンバーがいきなりレッスン場に呼ばれて、劇場支配人の湯浅さんが「今回は16人で勝負しようと思う。呼ばれた人は前に出て」と。大体、レッスン場に集合をかけられた時点で、皆「ああ、選抜発表だな……」って勘付いてはいるものの、やっぱり精神的に辛い(笑)。今回もカメラが回っていたので、おそらくコンサートツアーDVDの特典映像になると思います。
──そもそも、どういった順で名前が呼ばれるんですか?
中西 まずチームSの選抜メンバー、次にチームKⅡの選抜メンバー、そして研究生の選抜メンバーといった順で発表されていくんですが、チームSだと(松井)珠理奈と(松井)玲奈から呼ばれました。きっと今回のメインメンバー順なんだろうなと。
──投票数で選抜メンバーやポジションが決まる「選抜総選挙」が行われたり、AKB勢はランク付けされるのが醍醐味の1つとはいえ、それは大変ですね……。では、選抜発表で名前が呼ばれた瞬間の感想は?
平松可奈子(以下、平松) 人生最大の突然変異が起こったと思いました! 「ついに平松の時代来たあああああ!! ヒラマジックウウウウウウ!!!」って。……というのはウソで、その場には選抜に入れなかったメンバーも大勢いたので、素直に喜べなかったんです。可奈も今まで選抜に入れなかったぶん、入れなかったメンバーの気持ちもわかるので……。だから、その場では静かに喜びを噛みしめて、家に帰ってからお母さんと泣きました。可奈、握手会でファンの方に「目標はなんなの?」と聞かれたら、必ず「選抜に入ることです!」と答えていたくらい、選抜に入るのが夢だったんですよ。やっと夢に日付が付けられる日が来たんです! ただ、その日付を選抜発表の日にしようか、それともシングルの発売日にしようか迷っていて……。
中西 どっちでもいいよ(笑)。私は正直、自分が選んでいただけるとはまったく思っていなかったんです。「青空片想い」のカップリング曲「バンジー宣言」ではフロントメンバーに入れなくて、バックダンサーになった時のショックがトラウマのように残っていて……。だから、今回もカップリング曲が歌える”アンダーガールズ”に入れたら良いな、くらいの気持ちでいました。発表の後、なにが一番嬉しかったかって、玲奈と珠理奈が抱きしめてくれて、「良かったね。今まで優香ちゃんが頑張っている姿を見てきたから、私もすごく嬉しい」って……。
──中西さん、なんか目がウルウルしてますね……。こっちまで、なんか……(涙)。
中西 ごめんなさい。今でもこの時のことを思い出すと、自然と泣けてきちゃうんですよ。私は07年にAKB48 の研究生になったんですけど、上京することを父親に猛反対されて、大ゲンカして家を飛び出すようなかたちになってしまったんです。だけど、東京で一人暮らしを始めたら、普段はまったくメールをしない父親が「辛い時はこの曲を聞くといいよ」なんてメールを送ってくれたりして……。SKE48に移籍してからは実家で家族と暮らしているんですけど、選抜に入れたことを報告した時も、家族皆で喜んでくれました。帰り道に寄ったコンビニで好きなものいっぱい買ってもらって(笑)。あと、ファンの方の中には泣いてくださった方もいて、それもすごく嬉しかったですね。「バンジー宣言」のフロントメンバーに入れなかった時、ファンの方々にも辛い思いをさせてしまったので、これで少しでも恩返しできたらいいなと思ってます。
平松 可奈のファンの方たちもめっちゃ喜んでくれました。可奈は1期生オーディションには合格したものの、チームSの正規メンバーにはなれず、研究生からのスタートで……。ほかのメンバーはお仕事がある日にお休みのことも多かったし、AKB48さんのシングルを劇場公演で披露する時は、決まって3列目の端っこのポジションだったし……。自分でも「あーまだまだだなぁ~」と思っていて(笑)。でも、ファンの方が握手会の度にすごく励ましてくれて、なんとか頑張ってこられたんです。
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