簡単にベストセラーも!? 水嶋ヒロを通して見る出版・文学界の裏側
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先月10月31日に発表された第5回ポプラ社小説大賞を、9月に所属芸能事務所を退所した水嶋ヒロが受賞していたことが判明し、大きな話題となりました。水嶋ヒロの退所騒動はサイゾーでもすでにお伝えした通り(参照)。その中で水嶋は、「執筆活動に力を入れること」を退所理由として挙げており、すでに書き上げた作品があることも語っていました。今回はその語っていた作品が、退所からわずか2カ月足らずで華々しい成果を残すこととなったようです。加えて、大賞賞金2000万円を後進のため(ポプラ社のため?)にと、あっさり辞退。そのあまりの謙虚さで世間を騒然とさせたのでした。
こうしてイケメン俳優から新進気鋭の小説家へと華麗な転身を果たした水嶋ヒロ。しかし、最近では芸能人が純文学作品を書くことはそう珍しいことではありません。2006年に発売した、劇団ひとりの小説「陰日向に咲く」が100万部を突破し、映画化までされたことは記憶に新しいところ。今年の10月には、読書家で知られる「爆笑問題」の太田光が初の小説「マボロシの鳥」を上梓。早くも10万部を突破するなど、芸能人が書いた小説は広く受け入れられているようです。
そこで今回のレベルアップ案内では「水嶋ヒロを通して見る出版・文学界の裏側」と題して、昨今の出版・文学界を少し変わった角度から見てみたいと思います! 芸能人が小説を書く理由から、水嶋ヒロ参入であやぶまれるイケメン作家の評価、さらには陰謀うごめく文学賞選考の舞台裏──までをご紹介。外部からの新規参入が相次ぐ出版・文学界。帰国子女たる水嶋ヒロの参入は、文学界グローバリゼーションの象徴なのかもしれない!?
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プレミアサイゾー
http://www.premiumcyzo.com/
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