バンパイヤ&女子高生、禁断の恋の行く末は!? シリーズ第3弾『エクリプス』
#映画 #洋画
秋深まる11月。ファンタジー映画好きなら、世界的人気を誇る2大シリーズ、『トワイライト』と『ハリー・ポッター』の最新作がそれぞれ日本で封切られるこの月を待ちこがれたことだろう。今回は前者、バンパイアと人間の禁断の恋を描くラブ・ファンタジーの第3作『エクリプス トワイライト・サーガ』(角川映画配給、11月6日公開)を紹介しよう。
第1作『トワイライト 初恋』で、周囲に馴染めないでいた女子高生のベラ(クリステン・スチュワート)とバンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)は、許されぬ関係と知りながら、互いに惹かれ激しい恋に落ちてゆく。第2作『ニュームーン トワイライト・サーガ』では、ベラの幸福を願うがゆえに一度姿を消したエドワードと、ベラに恋心を抱くオオカミ族のジェイコブ(テイラー・ロートナー)の間で、種族を超えた三角関係に。
そして今作『エクリプス』では、ジェイコブの片想いに終わるかと思われたベラとの関係が急接近し、エドワードとの恋のバトルが一層激化。その一方で、凶暴なバンパイア集団”ニューボーン”の魔手がエドワードたちに穏健なバンパイア一家に迫る。ベラを守るためジェイコブらオオカミ族と手を組んだエドワードら一家と、邪悪なニューボーンたちとの死闘が、ついに幕を開ける。
全世界で1億冊を突破したステファニー・メイヤーの原作小説を映画化した本シリーズ。今回メガホンを取ったのは、『ハードキャンディ』『30デイズ・ナイト』のデビッド・スレイド監督。無駄のない演出と前作から飛躍的に向上した視覚効果のおかげで、シリーズのファンでなくとも楽しめる上質のアクション映画に仕上がった。
主役2人とテイラー・ロートナーを一躍ハリウッドのトップスターに押し上げたこの連作では、回を追うごとに出演陣も一層豪華に。特に第2作から続投のダコタ・ファニング、そして今作のブライス・ダラス・ハワード(『ヴィレッジ』)とジョデル・フェルランド(『ローズ・イン・タイドランド』)といった具合に、日本でも人気の高い若手美人女優が続々と参戦しているのは喜ばしい。
本作は製作費6,800万ドルに対し、興行収入は全米で3億ドル突破、全世界で7億ドルに迫る大ヒットを記録。日本でも大きな話題を呼ぶのは間違いない。切なさ一杯の禁断の恋と激しさ満点のアクションを合わせて楽しめるファンタジー娯楽大作を、どうぞお見逃しなく。
(文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉)
「エクリプス トワイライト・サーガ」作品情報
<http://eiga.com/movie/55256/>
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