トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 「『Utada the best』は買わないで!」宇多田ヒカルがTwitterで異例の”逆プロモーション”

「『Utada the best』は買わないで!」宇多田ヒカルがTwitterで異例の”逆プロモーション”

utadaemi.jpg『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2』
(EMIミュージックジャパン)

 今年8月、「人間活動に専念しようと思う」として歌手活動の年内での無期限休止を発表した宇多田ヒカルが、11月に発売される”Utada”としてのベストアルバム『Utada the best』について、Twitter上で「予約を考えている人は、少し待ってください」と発言し、騒然となっている。

 宇多田ヒカルのベストアルバムは、11月24日にEMIから”宇多田ヒカル”名義の『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2』、ユニバーサルから”Utada”名義の『Utada the best』が同日発売される予定になっている。そのうち、ユニバーサル盤について宇多田は、自身のTwitter上で以下のように発言した。

<Universal Japanから発売が発表された「Utada the best」ですが、私の意志とは全く無関係であり、EMIの宇多田ヒカルのベストと同日に発売をぶつけてきた彼らのやり方にもあまりいい印象を持てません。予約を考えている人は、少し待ってください。>

 自身の”生の声”を発信することで数多くのアーティストがプロモーションに活用しているTwitterだが、アーティスト自身がファンに直接「お金を出させたくない」(原文より)と訴えるのは異例中の異例。一方でEMI盤については”「シングル・コレクションvol2」は、誠意ある作品です”としており、EMIのスタッフも同じくTwitter上で”宇多田ヒカルがツィートしていることがすべてです”と共闘体制を打ち出している。

「宇多田は1998年にEMIから国内デビューしていますが、03年の海外進出にあたってユニバーサル傘下のレコード会社と契約し、以来”宇多田ヒカル”としてはEMI、”Utada”としてはユニバーサルという2重契約の状態が続いていました。今のところ海外ではセールスを残せていないものの、ユニバーサル盤の全編英詞アルバム『EXODUS』は日本国内でミリオンを達成するなど、ユニバーサルにとってもドル箱であることは確かです。今回の宇多田の発言が及ぼす影響は少なくないと思いますよ」(音楽関係者)

 いずれにしろ、宇多田の動向については父親が経営するマネジメント事務所「U3MUSIC」が大きな権限を持っており、今後どのような舵取りをするのか、目が離せない状況が続きそうだ。

◆宇多田ヒカル (utadahikaru) on Twitter
http://twitter.com/utadahikaru

Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2

こちらは「誠意ある作品」だそうです

amazon_associate_logo.jpg

【関連記事】
「”プレス屋”では生き残れない!?」宇多田ヒカルの活動休止でEMIが大ピンチ!
「億単位の損害も!?」宇多田ヒカル、中島美嘉……Jポップ界から「歌姫」が消える裏事情
普通の家族じゃない! 宇多田ヒカル”休業”の背景には母の奇行が……!?

最終更新:2010/10/25 13:40
ページ上部へ戻る

配給映画