「♪ひがしのり~のり~」天才? 珍獣!? キミーブラウニーを直撃した!
#お笑い #あらびき団 #裏チャンネル
とにかく。
一度聞いてしまったら、耳(または脳?)にこびりついてしまう。そんな楽曲。
2009年に放送された『あらびき団』(TBS系)。唐突に彼女は登場した。”天才メロディーメーカー”キミーブラウニー。
「カタヤキのりのり」という、番組MCの東野幸治のことを歌った曲を披露したのだが、「♪ひがしのり~のり~のり~のり~」というリフレインがただただ繰り返されるだけなのに、すごく耳に残ってしまう。あるテレビ関係者が言う。
「『あらびき団』よりも前に、さまぁ~ず大竹さんMCの『音楽ば~か』(テレビ東京系)の一期生として、何週にもわたってその応援企画をやってたんですよ。大竹さんも、珍獣とか言いながら、『耳に残っちゃう』とか『つい口ずさんでしまう』といつも言ってましたから、キャッチーであることは確かなんですよね」
そんな彼女が2010年、今度はゴールデンに、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「安すぎて伝わらない素人芸選手権」に登場、「やっぱ天才とんねるず」という曲を歌ったところ、出演者たちから爆笑と絶賛の嵐。石橋が、「9月からコレがオープニングになります」とコメントしたところ、本当に番組のオープニング曲として採用されたのである。また、TBS深夜の情報番組『ツボ娘』でも、毎週ゲストのことを紹介代わりに歌った曲を披露するなど、急速に注目を浴びている。
「まさにプチブレイク中、いわゆる『売れかけてる』状態ですね」(前出関係者)
この不思議なシンガーソングライター、どんなことを考えているのだろうか。キミーブラウニー本人に聞いてみた。
「とんねるずさんの番組のオープニングの話は、ドッキリだと思いました」
「安すぎて~」のコーナー、パフォーマンスのクライマックスでスタジオ下に落下するのがお約束になっているのだが、下に落ちるとスタジオの様子が全く分からないので、ウケたのかどうかさえ、分からなかったのだという。
尊敬するアーティストは、フレディ・マーキュリー。歌が好きになったのは、ビートルズマニアだという、お父さんの影響が大きいという。
レパートリーは多岐に渡るようだが、上記の東野やとんねるずの曲をはじめ、自身のことを歌った「キミーブラウニー」、さまぁ~ず大竹の歌「かずくん外して」(これは眼鏡を外せという曲)、「フレディ・マーキュリー」、「ダウンタウン」、「FTタカシ」(藤井隆)、「うららとくぼぼ」(オアシズ)などなど、人物系の曲が多い。どれも不思議な歌詞とメロディーラインでありつつ、やっぱり頭から離れない系だ。これらの曲はどうやって作っているのかと言えば、
「音楽の神様が降りてくるんです」
神様降臨!! やはり”天才”系の、「山との対話」でインスパイアされるという、セーラー服シンガーソングライター安穂野香にも、どこか通じるものがある。この「音楽の神様」が突然降りてきては、メロディーを授けてくれるのだとか。
「でも、音楽の神様が作ってくれるのは曲だけで、詩はキミーが考えないといけないんです」
さすがに音楽の神様も「ひがしのり~のり~」とかまでは考えてくれないか。
「キミーが天才なんじゃなくて、神様が天才なんです」
ちなみに音楽の神様、ルックスや性別などについては謎に包まれているんだそうです。
芸名の”キミー”は、大好きなドラマ『フルハウス』の主人公の友達の名前から。そこにこれも大好きなお菓子のブラウニーをくっつけたんだとか。08年のある日、「早く早く」と手を引く音楽の神様に連れられて代々木公園でカラオケライブ。その3回目にいきなり『音楽ば~か』のスタッフに声をかけられたという。とんねるずの話といい、けっこうシンデレラ性があるというか、確かに神に愛されている部分、あるのかもしれない。
現在、テレビ番組だけでなく、南房総の複合レジャースポット「道楽園」(10月14~18日、同所でライブ予定あり)のテーマ曲を歌ったり、ラジオのCMソングも決まっている。神様、大忙し。
「アウト!! これはヒドい!!」(さまぁ~ず大竹)、「オカシな人!?」(東野)と第一声で言われていた「降臨系珍獣」の歌が、テレビ界をじわじわ浸食してきているようだ。
(文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
CD出してたんだ……
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