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当サイトスクープ通り! 4日検察審査会が議決公表 「小沢氏起訴すべき」に重大疑惑も

ozawa0913.jpg政治とカネと小沢と検察。
世の中真っ黒なものばかりです。

 「民主党の小沢一郎元幹事長をめぐる重大発表が、まもなく行われそうだ」と、当サイトがスクープした通り、東京第五検察審査会(検審)は4日午後3時45分、資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で小沢氏を不起訴処分にしたのはふさわしくないとして、「起訴すべき」との議決を公表した。

 当サイトは、検察関係者から「4日中に議決が明らかになりそうだ」との情報をキャッチし、4日未明にスクープ記事の掲載に踏み切った。手前味噌ながら、その影響は少なくなかったようだ。ある司法クラブ記者は語る。

「朝から日刊サイゾーの記事を知って、記者クラブ内はにわかに慌ただしくなりました。朝日新聞はサイゾーの追っ掛け記事を夕刊に突っ込んでいますし、NHKも公表1時間前に報道しました。本来なら、検審のメンバーが交代する10月末頃の発表になるはずで、10月早々のこんな時期の議決はないだろうとタカをくくっていたし、事前に検審の動きが漏れるなんてあり得ないと思っていたから、公表日をピッタリ当てたサイゾーの記事には正直、驚きました」

 当サイトも指摘しておいたように、公表のタイミングは、第五検察審査会のメンバーの半数が入れ替わる10月末の直前になるはずだった。それが1カ月近くも前倒しで議決したとなると、明らかに検審側の事情が変わったことになる。そこで前回のスクープ記事の中で、1回目の議決「起訴相当」は見直され、「起訴すべきではない」との結論に達したのではないかとの憶測に触れておいたのだ。

 これについて、当サイトに情報を寄せてくれた検察関係者は「議決内容そのものは完全に封印され、検審事務局ですら知る者は一握りに限られていた」と打ち明けた上で、「9月21日に大阪地検の押収フロッピー改ざん事件が発覚した直後に議決していれば、検審メンバーに心境の変化が現れ、起訴相当は見直されていたはず」と言う。

 ところが驚くことに、2回目の議決は9月14日にすでに行われていたことが4日判明した。なんと、小沢氏と菅直人首相の一騎打ちとなったあの民主党代表選投票日当日だったのだ。

 前出の検察関係者は「議決結果をいつまでも隠しておくといずれ漏えいの可能性があるから、速やかに公表するのが原則。ところが今回、3週間近くも公表せず、秘匿したなんておかしい」と述べ、検審に疑惑の矛先を向ける。

「そもそも代表選投票日に検審を開くなんて、政治情勢を判断材料に加えようとしたとしか思えない。『法と証拠に基づいて』刑事処分を決めるべき検審が、恣意的な運営を許されていいのか。しかも検審事務局は3週間も結果を公表しなかったのは明らかに意図的。『議決書を書くのに時間がかかった』とか『今後、検事役の弁護士を選任するのが困難になるのであらかじめ根回しした』とかさまざま憶測を呼んでいるが、はっきりしているのは、議決結果の重大性におののき、発表のチャンスを先送りにしていたこと。いずれ、検審そのものの運営実態についてスキャンダラスな事実が明るみに出るに違いない」

 いずれにせよ、小沢氏の強制起訴を受けて、民主党内の反小沢派から「辞職勧告せよ」「離党だ」との声が上がり出しており、党内抗争はもはや必至の情勢。無罪獲得を見込み、小沢氏による法廷闘争も今後本格化すると見られる。やはり、時の人は「小沢」。片時も目を離せない状況はまだまだ続きそうだ。

小沢主義 志を持て、日本人

これが小沢主義の結果なの?

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最終更新:2012/10/10 20:42
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