スクープ! 4日にも検察審査会が小沢一郎の議決公表へ
#政治 #民主党 #小沢一郎 #検察
民主党の小沢一郎元幹事長をめぐる重大発表が、まもなく行われそうだ。
資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、小沢氏の不起訴処分が適正かどうか審査している東京第五検察審査会(検審)は、4日にも、議決結果を公表する方向で動いているという。
「マスコミの目を逃れ、この週末に極秘の検審が開かれたというのです。大阪地検の押収フロッピー改ざん事件という検察全体を揺るがす大スキャンダルが起きている最中のこと。東京地検特捜部が小沢氏のことを無理強いして起訴に持ち込もうとしたいきさつがあるだけに、『起訴すべきではない』と議決したのではないかと憶測を呼んでいます」(検察関係者)
検審が調べている小沢氏の容疑をあらためて確認しておくと、
(1)小沢氏が陸山会に貸し付けた土地購入代金4億円を2004~05年分の政治資金収支報告書に記載しなかった。
(2)小沢氏に返済した4億円を07年分に記載しなかった。
──の2つ。
特捜部は、これらの容疑に登場する4億円の中には水谷建設(三重)の裏献金が含まれており、故意に献金全体を隠した、と疑っていた。検審はこの辺りも踏まえ、すでに「小沢氏は起訴相当」との議決を1回出している。今回の再審査の結果、2回目の「起訴相当」が出ると、検察の判断にかかわらず強制的に起訴される。
「再審査のとき、検察も小沢氏も新証拠を出していません。そこで、検審は1回目の議決を踏襲し、2回目の『起訴相当』を議決するに違いないとみられていました。そのタイミングは、第五検察審査会のメンバーの半数が入れ替わる10月末になるはずでした。ところが1カ月近くも前倒しで議決したとなると……明らかに検審側の事情が変わったことになります」(前出・検察関係者)
いうまでもなく、小沢氏が起訴を免れることになれば、先の民主党代表選で小沢氏に投票した国会議員200人からなる巨大な小沢グループが復権するのは必至。敵対関係にある菅直人首相や仙谷由人官房長官たち官邸サイドは、中国人船長の釈放問題で対中関係をめちゃくちゃにしたと批判を浴びているときだけに、党内抗争は激化することだろう。
その発火点となる検審の議決。小沢氏をはじめ民主党内外の関係者はいま、息を潜めてその発表の瞬間を待っている。
豪腕復活なるか。
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