今、最も旬な「じゃないほう芸人」Wコロン・木曽さんちゅうを直撃
#お笑い #ねづっち #Wコロン #裏チャンネル
「なぞかけ」で大ブレークした芸人「Wコロン」の「ねづっち」。だが、はたしてその「相方」の名前を知っている人はどのくらいいるだろうか。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系/8月26日放送分)では石橋貴明に「床山?」「床山、いらなくね?(笑)」などとイジられていたが、実は彼の名前を知ったのも、この番組が初めてだったという人もいるはず。
Wコロンの「木曽さんちゅう」。いま、最も旬な「じゃないほう芸人」ではないだろうか。
「なぞかけ」はテレビでブレークするよりずっと前から、もともとステージ上でやられていたものと聞く。では、「じゃないほう」は、ステージ上ではどんな役割をしているのか。ご本人を直撃した。
「難しいお題をもらった場合、ねづっちがなぞかけを考えている時間をさりげなくつなぎます。なぞかけが出来て、ねづっちが言った後に、その出来によってフォローを入れます」
「シンキングタ~イム♪」のBGM的なものってこと? でも、フォローは大切ですよね。
ちなみに、芸名の由来は、「大学生のころに出演した関西の素人参加テレビ番組でご一緒したK-1の角田信朗氏から、『木曽の山中にいるような顔だな』と言われたことがキッカケ」だそう。
Wコロンのコンビ結成は2004年2月。きっかけは?
「前のコンビを解散し、芸人を辞めようかと思っていたところ、同じくコンビを解散したねづっちから、『一緒にコンビを組んでもらえないか』と突然連絡がありました。そのとき、『浅草に来て漫才協会に入ったら、芸人でメシが食える』と誘われたんです。……もちろんウソでした」
「なぞかけ」はもともとねづっちの特技だったそうだが、ネタに組み込もうと思っていたところ、ある番組で披露する場を得たという。
「スピードワゴンのラジオ番組に出た際に、小沢(一敬)くんからなぞかけをふられ、ねづっちがそのとき『整いました!』と言って、なぞかけを披露しました。以来、なぞかけをネタに入れています」
さらに気になるのは、木曽さんちゅう氏の経歴。ふかわりょうとコンビだったってホント!?
「16年ほど前、東京に来て芸人になりたての頃、ふかわくんと2カ月ぐらいコンビを組んでいました。解散の理由は、ふかわくんがピンになりたいと……。その後、間もなくふかわくんは売れました」
ああ……。ことごとく「じゃないほう」……。
とは言え、実は、木曽さんちゅう氏も、なぞかけができるという噂。自信作を教えてくださいと頼むと、「ねづっちほどのクオリティはありませんが」と前置きしたうえで、以下の2つを教えてくれた。
●「酒井法子」とかけて「高級デパートでの買い物」ととく。夫・高相(たかそう)。
●「カーナビ」とかけて「腕利きの医者」ととく。渋滞(重体)だって感知(完治)します。
お見事!! ただ、この2つ、「ねづっちにあげました」と。あくまでフォローに徹しているんですね……。
ちなみに、趣味・特技は「料理・駅弁収集・釣り・ヘビメタ」と幅広い彼。今後の抱負は?
「基本は漫才師なんで、地道にやっていこうと思ってます。くわえて、『じゃないほう』として、もっと認知されるよう、がんばっていきます。今年1月に2人目の子どもが生まれたんで、ミルク代を稼がないと」
「ナイツ」がテレビとステージとで、あるいは客層によってネタやテンポを変えているというのは、よく聞く話。テレビとは違う「Wコロン」を浅草で見てみるのも、面白そうだ。
(「サイゾー裏チャンネル」より)
相方の存在があってのねづっちです。
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