中野BAR「ルナベース」開店直撃レポート タッチ禁止のトーク禁止! 寸止めバーで夜を拡張!!
#河崎実 #AR
あのバカ映画の巨匠河崎実監督(『いかレスラー』)とAR三兄弟(『東のエデンシステム』)が手を組み、「ルナベース」というバーを出店、夜を拡張してしまう! という耳寄りな情報をキャッチ!! さっそく正式オープン(※試験運用はしていた)当日の現場を急襲した。
所在地は東京・中野。ブロードウェイを通り過ぎ、薬師あいロードに入ってすぐ、ライオンズマンションの地下。ドアを開けると、出迎えてくれたのは河崎監督と広報さん。あれ、AR三兄弟長男の川田氏は……?
「それがまだ来ていないんですよ。連絡もつかないし」
途方にくれる河崎監督がTwitterをチェックすると、川田氏が「これから中野で記者会見ですが。長男まだ会場着いてません。きっと次男がつないでくれてる事でしょう。」と呟いているのを発見(@ar3bros)。
仕方なく河崎監督は女の子たちを呼び、先行して駆けつけたAR三兄弟次男高木氏がプロジェクターに上映するための設定をする傍ら、記者会見を始める。会見と言っても記者は4人だけなのですが。
「ルナベース」は月面基地という設定のカウンターバー。
ルナベースという単語で特撮・SFファンはピーンとくると思うが、原典は『謎の円盤UFO』。ヒロイン・エリス中尉にインスパイアされたパツンパツンのコスチュームに、「ルナベース地球防衛軍女子部」隊員たちが身を包み、「勤務」と称してお酒を注ぎ、カードを渡してくれるというシステムなのだ!
ただし彼女らはアイドルなので、手で触ったり、直接会話をすることはできない。なんとももどかしい気持ち。きっとMな人ほど楽しめるのだろう。
この日、会見に登場した「小滝かれん少尉」と「サン・ジュナ少尉」はDVDもリリースしている(※小滝かれん作品は9月25日発売)ので、気持ちが募ってしまった場合は帰宅後に観るとスッキリするかもしれない。
「生殺し寸止めバーなんですよ!」と、故・丹波哲郎氏が憑依した声で河崎監督は叫ぶ。
ミニスカートを履かせてガールズバーをやれば儲かるのはわかっているが、それではいけない。禁欲的に、真夏に暑い格好をさせることが重要なのだ。これはあくまでショー。水槽のなかを泳ぐ熱帯魚を見つめるつもりで来店してほしいと言う。
しかしそれだけではウリが足りないのでは……と疑問が浮かんだところでAR三兄弟長男川田氏が登場! ここでARシステムの解説が始まる。
客は、それぞれの女の子から来店ごとにカードをもらえる。これは9段階あり、一つひとつのカードにあるパスワードを、公式サイト(http://luna-base.net/)の「仮想現実へようこそ」で入力すると、女子部隊員の新たな一面を見ることができるのだ! ARを駆使して画像がうにうにしていたが、これは実際に入店して確認していただいたほうがいいだろう。
お店へ足を運べば運ぶほど女の子の性が顕わになっていく? 脱落すると懲罰が待っている? らしいので、常連はコンプリートするまで通いつめなければならない。この魅惑的かつガクブルな集客手法、たしかに画期的かもしれない。
「このお店は永久につづきます! 期間限定ではありません!!」ということなので、中野駅または新井薬師駅からちょくちょく足を運んではいかがか。
(取材・文・写真=後藤勝)
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