月刊サイゾー連載陣が語る、このサイゾーの記事がオモロい!!──笹公人編
──現在、「夏だけの無料キャンペーン実施中!」のプレミアサイゾー。現在好調に会員数も伸びており、そのお礼……というワケではありませんが、ひとクセもふたクセもある本誌連載陣に、キャンペーン記念としてちょっぴりキッチュなオススメ記事を挙げてもらいました! 今回は気鋭の歌人・笹公人氏!!
1位
城下尊之×山口敏太郎の対談
(10年4月号『スキャンダルにつきまとう陰謀論と都市伝説の真相』より)
オカルト作家と芸能リポーターによる、芸能界の都市伝説タブー(笑)に迫った記事ですが、特筆は、スピリチュアル界の怖い伝説。霊能力者としてテレビに出まくっていた宜保愛子さんや織田無道さんは、全盛期、除霊1回30万?50万円を請求していたそうです。ですが、「宜保愛子さんは晩年、耳がダンボのようにふくれて亡くなった。都市伝説ですけど」だったとか。宜保愛子とディズニーの取り合わせが素敵ですね。
そう言えば、織田無道さんも、宗教法人の乗っ取りを画策し、虚偽の登記により逮捕され、最近では行方不明説も報じられました。
霊で金儲けをする人間の末期は、ロクなもんじゃないんですね。
2位
北芝健と山口敏太郎がマンガで解説! 「あの大手秘密結社の入り方」
(6月号『雑誌「ムー」も書けない秘密結社入会案内』より)
かつてはフリーメーソンの会員(実際はかなり詳しいだけらしい)といわれた、北芝健さんがフリーメーソンへの入会方法をマンガで解説する記事ですが、師岡とおるさんの劇画が最高でしたね。これだけ読むと、「意外に大したことないのでは?」と思ってしまいますが、僕はこれは隠れ蓑じゃないかとにらんでいるんです。
たとえばカルトな新興宗教でも下っ端の信者はふつうのいい人で、何にも黒い噂を感じさせないときがありますけど、だからといって何もないというわけではないのと同じで。どこの組織でも上に行けば行くほど大きな秘密を抱えているわけで、ましてや歴史もあり世界中に会員がいるフリーメーソンだったら何もないわけがない。
だからこうやってオープンな印象を与えているところが逆に怪しいと思うんですよ。余裕さえ感じます。
あ、僕の知人にもフリーメーソンの会員はいます。
3位
“宇宙人の真贋はどうでもいい!? UFO、ツチノコ、超能力……超常現象に迫るオカルト本の名典
(8月号『世にも奇妙……じゃないオカルト本の歴史』より)
著名なオカルトサイト〈X51・ORG〉を主宰し、『奇界遺産』(エクスナレッジ)を今年刊行した佐藤健寿さんがオカルト界の名著や古典を紹介する記事ですが、本のチョイスに独特のセンスを感じましたね。コリン・ウィルソン(こりん星出身ではありません)にグルジェフに五島勉、『逃げろツチノコ』まで。
初心者も上級者も楽しめる記事だと思います。あとは同号でも紹介していた、『ビジネス本評論家がジャッジ!「幸福の科学」大川総裁の霊言本は”ビジネス書”として成り立つか?』(http://www.premiumcyzo.com/modules/member/2010/07/post_1253/)も企画としておもしろかったです。同系列の6月号『経営学者ドラッガーがもし山口組を分析したら?』もタイトルだけで笑えます。
こういう「サイゾー」ならではの遊び心のある記事をこれからもぜひお願いします!
……と、いうわけで、笹公人氏のおすすめ記事はじめ、雑誌サイゾーのバックナンバーも読めるプレミアサイゾーは、現在まだまだ無料公開中です! 興味がある方は
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