過激なヌードシーンで見せる本格派女優の名”艶技”『佐藤寛子-メタモルフォーゼ-』
[徳光正行オススメポイント!]
期待して間違いナシ! まさに体当たりの女優魂!!
余貴美子さんが主演していた『ヌードの夜』はリアルタイムで見ていて、そこでの艶っぽいシーンは今でも鮮明に覚えているほど。それもあり、佐藤寛子さんが初めてフルヌードに挑戦するという今回の続編も、相当期待して挑みました(笑)。
まず、佐藤寛子さんの脱ぎっぷり、そして、竹中直人さんとの絡みの濃厚さは、期待通りのすばらしいもので、抜群のプロポーションを惜しげもなく披露。ヌードや濡れ場をうたい文句にしながらも、実際は乳首すら出さない映画に見習わせたい! 例えば、伊東美咲の『海猫』とか、鈴木京香の『血と骨』とか!!
かつて、中高時代に「生徒会長」だったというトップグラドルの清純派イメージから、完全に脱却できたように思えるので、これからもどんどんと艶っぽい役を演じていってほしいですね。あと、欲を言えば、東風万智子さん(旧芸名・真中瞳)も脱いでくれればもっとよかったですね(笑)。
そして、裸だけではなく、クライムホラーチックなストーリーも見ごたえがあります。エンディングで大竹しのぶさんが見せた狂気的な演技は、ボクの大好きな映画『黒い家』での演技を彷彿とさせました。いろいろな意味で、見どころの多い傑作です!
とくみつ・まさゆき
1971年、神奈川県生まれ。フリーアナウンサー徳光和夫氏の次男にしてタレント。本誌連載のほか、主なレギュラー番組に『ザ・ゴールデンアワー』(TOKYO MX)、『美人塾』(BSフジ)など。近著に『伝説になった男 〜三沢光晴という人〜』(幻冬舎/1260円)。昨年6月、リングの上で帰らぬ人となったプロレスラー三沢光晴氏。彼との、15年間にも及ぶ交流から知られざる素顔を浮き彫りにした渾身のエッセイです。
[宣伝担当オススメポイント!]
アイドルから女優へ、佐藤寛子の大胆な”艶技”に大興奮!
体当たりの演技で本格派女優へ脱却を
図る佐藤寛子。余貴美子さんの名を知らしめた『ヌードの夜』から17年、続編となる本作でヒロインを演じたのは佐藤寛子さん。過激なヌードシーンをこなしながら、女優としてメタモルフォーゼしていく姿を追い続けた密着ドキュメント作品が、9月9日発売。
これまでの石井隆監督の作品と同じく、今作のヒロインである佐藤寛子さんにも、多くの妖艶なシーンがあります。1カ月のハードな特訓を行った迫真のポールダンス、フルヌードで臨んだ鞭打ちシーン、竹中直人さんとのベッドシーンなど、そのどれもがとてもエロティック! 特に、殺害計画を決意した彼女が、シャワーを浴びながら服や下着を次々と脱いでいくシーンでは、思わず台本にないセリフを叫んでしまうほど、れん役に没頭。息をのんでしまう迫力を感じることができるはずです。
ほかでは見ることのできない、佐藤寛子という女性の本性をたっぷりと感じてください!!
(構成/丸山大次郎)
(写真/田中まこと)
(スタイリング/中里智弘)
密着ドキュメント
『佐藤寛子-メタモルフォーゼ- 映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」より』(密着DVDドキュメント)
バーを営むあゆみ(大竹しのぶ)と、その娘の桃(井上晴美)、れん(佐藤寛子)の3人は、セレブな生活を夢見て保険金殺人を繰り返していた。しかし、無駄な殺人を犯し、死体を捨てるハメに。そのとき、死体が持っていた製造番号が書かれた高級腕時計も一緒に捨ててしまう。誰かに拾われると身元がバレると危惧したれんは、”代行屋”の紅次郎(竹中直人)へ時計探しを依頼。だが、これにより、2人の仲に異変が……。話題の映画『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』の10月2日(土)の公開に先駆けて、密着ドキュメントDVDが発売!
販売元/角川映画
時間/46分
価格/3990円
発売/9月9日
ⓒ2010映画「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」製作委員会
◆訂正
雑誌「サイゾー」9月号139頁に掲載いたしました同記事につきまして、写真の説明部分に誤りがございました。正しくは上記となります。読者のみなさま、並びに関係者のみなさまにご迷惑をおかけいたしましたことを、つつしんでお詫び申し上げます。
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